お食事会 in イグレック アサイ

cucciolo-mayu2009-07-31

    

 明日、ご近所さんのYちゃんちはお引越ししてしまいます。というわけで、今日はママさんたちと、フレンチのお店にランチをしに行くことになりました。こんなことは初めてです。仕事があるママさんも、とても運良くこの日は都合がついて、まるで明日になったらYちゃん一家が引越していってしまうことを、神様はわかっていてくれているかのように。
 栄にある、イグレック アサイさんというお店です。Yちゃんのママさんお勧めのお店でした。街中にありますが、静かで落ち着いた店内。決して気取っているというのではない大人の雰囲気。お店の方も、こちらが緊張してしまうことがないような接し方でしたので、とても気持ちよく、楽しくお食事できました。
 とーっても美味しかった、お料理の数々。
 お料理を説明しますと・・・





写真順に、まず、アミューズがアンチョビとオリーヴのパウンド(食材の組み合わせのせいか、とてもイタリアを感じました。)、つづいて前菜はズワイガニとトマトのミルフィーユ(ズワイガニ、トマト、細かく切ったりんごが入ったところが新鮮で、一番下がアボガド、を重ねたお料理でした。これ、父ちゃんの誕生日に作ってみる!とおっしゃる奥様も。頑張って!私はムリ。)、それから桃とお米の冷製スープ(ほんのりした桃の甘さがデザートのようでもあり、これはぜったい女性は大好きなはず。)、お魚料理は、スズキのソテーのブイヤベース風仕立て(イタリアでいうところのアックア・パッツァと思われるおメニュー。)、お肉料理が3種類の中から選べますが、みんな仲良くウズラのソテーのローズマリー風味のポテトと黒イチジク添えをチョイス(ウズラのお肉と甘いイチジクを一緒に味わうというところが、いかにも私の知らないフレンチの世界っぽくて。)、最後にデザート(緑のアイスが何かと思ったら、バジリコのアイス!初めてです!夏です!爽やかです!イタリアです!バカ、フレンチ食べに行ってんだろ!)
以上、メニュー名は、私の怪しい記憶をもとに、創作。(アサイさん、ごめんなさい。)
 みんなで楽しくおしゃべりしながらのお食事って、しあわせですね。ただ、明日になったら、Yちゃんちがいなくなるんだよ。それがなければ、もう完璧なお食事会なのに。
 私は子供がいないので、いつも気楽にご飯の時間も、自分の食べたいものを食べたいだけ、自分のペースで食べれるけれど、お母さんたちはそうもいかないそうで、こんなこと、ほんとにないなあと皆さん口をそろえていらっしゃいました。たまにはこういうの、やっぱりいいよね。そうそう、これからはもっとママさんの会、設定しましょうよ。(私も入れてね。)
 大満足で帰りかけたら、お店を出るときに、アサイさんの奥様が、小さな手さげ袋を持っていらして、声をかけてくださいました。何だろう、と思ったら、Yちゃんちのパパさんから、アサイさんのとても美味しいガレットを、私たちに渡してくださるようにと、なんと手土産まで用意してくださっていたのです!すごいでしょ!?それもこのことは、Yちゃんのママさんもご存知なくて、いつの間にかそんな手配を、パパさんがしてくださっていたようなのです。これにはほんとにみんなでびっくりするやら、感激するやら。お食事しているときも、ご近所のパパさんたちがいかに優しいか、という話をしていたあとだけに、うちの近所のお父さんたちは、「世界いいパパ選手権」なんかに出たら、皆さん結構いいセンいけるんじゃないか、と一人思っていました。スーパーで、人のカートを足蹴りしちゃう、どっかのおっさんとは、ずいぶん違うねー。
 そんなわけで、今日はとてもよい思い出となった一日。会えなくなっても、新幹線に乗ったらすぐだから、またこんなお食事会、したいですね。どうもありがとうございました。