コンサート 後日談

 コンサートから一夜明け、昨日になると夫の声はぜんぜん出ませんでした。きゃー!!どうしましょーーー!!!風邪かもねー、これは。ともかく一日違ってたら・・・と思うと、冷や汗。無事終えられて、よかったー。
 んでじつは私のほうは、コンサート当日の朝、ギックリ腰をやっており・・・夫に言うと心配するので、とにかくコンサート終了までは、ひた隠しに隠しとおす。どうにか歌えてよかったー、と思ってたら、お客さんから、「ねえねえ、今日、腰、痛めてるでしょ?だって歩き方、ヘンだもーん。」と言われ・・・そう、お辞儀もぜんぜん出来なかったの、ペコッ、みたいなのしか。でもそんなところまで汲んでくれて、気がついてくれて、みなさんどうもありがとう。どこまでも優しい人たちだった・・・
 昨日は朝から鍼治療に行き、だいぶん気分的にも安心したんだけど、まだダメダメだなあ。
 夫は今日、このあと病院へ。私は自分のことより、夫ののどのほうが心配。「声が出なくなって、歌えなくなったら、仕事、辞めないといけないんじゃないの?」と訊いたら、「大丈夫。(音楽の世界には)もっと歌えなくてもやってる人、たーくさんいるから。」と、この場でまだそんな憎まれ口を・・・。
 夫は自分の将来よりも、私の腰のことが(要するに今晩のごはんがちゃんと作ってもらえるかどうかのほうが)、ずっと心配らしい。
 お互いがお互いを思いやる、老々介護。