雪・雪・雪

     

 ♪ゆ〜きやこんこ、あられやこんこ♪
 この歌を、幼いころ♪ゆ〜きやこんこん、あられやこんこん♪と歌っていたのは私だけではないはず、と思っているのだけど、どう?今でも私は、♪こんこん♪とはぎれ良く、軽快に歌いたいよ。

 何日も前から、今日は雪が心配、と何度も天気予報で繰り返していたから(心配というのは、今日がセンター試験の二日目にあたってしまっているからなおさら、ということなのだろうけど。)、覚悟してはいたのだけど、朝の段階ではそれほどでもなく、まだこんな感じで。↓↓↓

  

 が、午後になると、ぶわ〜っと吹雪のような降り方になって(暖かい場所に生まれ育ったため、じつは吹雪というのがどういうものかよくはわかってないのだけれど、実際はあんな生易しいもんじゃないんだろうね。)、あれよあれよと言う間に外は別世界!

  

 夫の車もなくなった感じ(笑)。

  
 二階のテラスに置いてある椅子にできた、雪の座布団に座ってみたい。
    

 雪ってぜんぶをきれいに見せてくれて、そして浄化してくれそうな気がする。(なんてことを考えるのも、私が雪をめずらしく思う土地の人間だからで、北国の人にとっちゃ、そんなきれいごと言ってるわけにはいかん毎日なのだと思う。)

 センター試験の日って、かなりの確立で雪が降ってしまうと私は思っているんだけど、統計的にはどうなのでしょう?
 私の試験の日は(ああ、訂正しておくならば、私の時代はセンター試験じゃなくて、まだ共通一次ね。)雪は降らなかったけれど、一日目の試験を終えて家に帰ったら、私の最愛の人だったばあちゃんが亡くなっていた。すごく驚いたときに、腰を抜かす、という表現を使うけれど、あれは本当で、私はあのとき、腰が抜けてまったく立てれなくなった。センター試験の日がくると、毎年かならずあの日の、あのヘビーな記憶に、自分は帰ってしまうのだ。