花のある生活

 おとといは、花のアトリエフルール・クルールの先生のお教室で、クリスマスリースを作ってきました。いやあ、楽しみにしていたのだよ、この日を。とてもぶきっちょで、何かを自分で作るということにはハードルを感じてしまう私。なのにリースだけは別で、「作りたーい!!!」といつでもどこでも思ってしまうのはなぜだろう?
 毛糸玉を使ってつくる人と、ヒムロスギをベースに作っていく人がいて、私はヒムロスギ組。土台のリースのうえにスギの枝をワッシワッシとつけていきます。ああ〜もう、たんのし〜!!!!!で、ベースが出来たらお次は自分で選んだトッピングをつけていきます。白い松ぼっくりだの、何やらやわらかいフェルトのようなもので出来たお花だの、クリスマスツリーにつけるきれいな玉みたいのやら、いろいろ。たっのすぃ〜〜!!!そしてこの日初めて使ったグルーガンという、名前の通りピストル型の、あったまったボンドがにゅるっとでてくる道具で、飾りを留めていくのです。
で、出来上がったお作品がこちら。

 とてもステキな出来上がりでございましょう?先生のマジックハンドにかかれば、へっぽこリースがほ〜らこのとおり、大変身。クリスマスだからといって、赤と緑じゃなくて、グリーンリースのイメージでまとまったところが気に入ってます。リボンの垂らし方もちょっとめずらしいのでは?はい、先生のアイデアでございます。
 たぶん、私はリース好きな人なんだ、とこの日改めて思ったので、クリスマスに限らず、季節ごとに変えて、年中リースをかざってもよいのかも、と思いました。先生、ご指導賜れますでしょうか?
 んでついでに、11月末からヒアシンスの水栽培をひそかにはじめておりましてございます。発根するまでは、暗く、寒いところに置かなくてはいけないということで、使用頻度の少ない鍋の中に、ビンのうえにのっけた球根をいれ、北側のベランダにほったらかしておきました。もうたぶん充分に根が出た、といえる状態ではないかと判断いたしまして、今日からキッチンの窓辺に。これからの成長がたのしみです。

 年のせいか、洋服だの、アクセサリーだのというものもあまり欲しいと思わなくなり、どちらかと言うと楽譜やCD、大事に繰り返し読む本など、自分の栄養になるものが欲しいと思うようになりました。(あ、食べ物も欲しいぞ。)お花もたぶんそう。ターシャ・テューダーが、お金の使えるだけスイセンだかなんだかの花の球根を買って植えれば、それが咲いたときにはとても豊かな気持ちになると、本に書いてあったように思いますが、その「豊かな気持ち」の意味が、なんとなくこのごろ分かるような気がします。