ウィーンからの風

Rちゃんから届いた絵葉書の切手

 腰の調子はずいぶん良いよう。私、まだまだ若い?いえいえ、今日も行ってきた針治療のお陰です。先生、ありがと。
 今日は午前中、ウィーンの留学から一時帰国中のRちゃんが我が家を訪ねてくれました。
彼女はたしか、去年の夏くらいに留学したのではなかったかしら?留学前もしばらく会ってなかったし、今日はながーいトンネルを抜けて再会したような気分でした。何ヶ月かの外国暮らしを経て、なんとなく大人っぽくなった印象でした。
 私はオーストリアって行ったことがないので、見たことのない街を頭の中に思い描こうとしながら、彼女のおみやげ話を楽しく聞かせてもらいました。そして、彼女の年齢が自分が留学していたときと同じこともあり、昔の自分と重ねあわせたりしながら・・・
 留学中ってやっぱりよかったなあ。あんなに毎日、刺激まみれになりながら生きた時間は、後にも先にもあの時だけでしょう。困ったり怒れたりしたことも山ほどあったけど、気楽でありながら、しかし毎日必死で暮らしていた気がします。
 そしておみやげ話だけでなく、ほんとにおみやげまでいただいちゃいました。

かわいい缶入りのクリームと、OBERLAAという、ウィーンのとてもおいしいというお店のチョコレート。店の名前を「おーべるら・・・あ??」と読んだ私に(しかも「る」は思いっきり巻き舌)、「オーバラーです。」と即座にRちゃんのご指摘が入りました。すんません、何でもかんでもイタリア語読みします。箱にはシュテファン寺院という教会の絵が描かれています。ウィーンのシンボルだそうです。(ごめんね、何も知らなくて。)それから黄色いティーパックはグリューワインが作れるそうです。温めた赤ワインに、お砂糖とこのティーパックをいれればいいんですって。グリューワインってオーストリアのものなのかな?聞きそびれました。めずらしいおみやげ、どうもありがとう。留学生に散財させてしまったね・・・
 ちょうどお昼になったので、Rちゃんと私たち夫婦と3人でパスタ・ファジョーリ(お豆のパスタ)とフォカッチャを焼いて、簡単にお昼ごはんにしました。ついこの前、豆入りミネストローネを作ったのです。それに小さいパスタをゆがいてあわせたら、パスタ・ファジョーリのできあがり。お豆って、やっぱり冬に食べなくちゃね。(←こないだ豆まき忘れた人)

 Rちゃん、今日はどうもありがとう。身体に気をつけて、充実した留学生活を過ごしてください。人生の、財産になる時間です。