フルールクルールのセール

cucciolo-mayu2009-03-03

 とっても寒いひな祭りです。
 ご近所の、いつもとてもよくしてくださっている方に、おこしもちをいただきました。

この地域に伝わる、おひなさまの日に作られる米粉でできたおもちです。白い米粉の生地や色粉を混ぜた生地を、鯛やら富士山やら蝶の形に押し込んで形作り、蒸したもの。女の子の節句らしい、かわいらしいおもちです。どうもありがとうございました。
 今朝は、みぞれまじりのお天気のなか、フェルトの3人組でフルールクルールのセールに行ってきました。フルールクルールは、私が時々リースなどのお教室に参加させていただいている、とても素敵な小さなお花屋さん。きょうは、お店でアレンジメントのお教室がひらかれているところを、ワイワイガヤガヤ私たちがお買い物に押しかけ、帰ってからちょっとうるさかったかなと反省。スミマセン。
 さてフルールクルール、とってもとっても雰囲気のあるお店。
 
 
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 カメラマンがヘタクソなので、うまくその空気感がお伝えできなくてごめんなさい。何ていうか、すーっとした、今日のような冷たく寒い日の、透明感のある空気で満たされたお店です。
 そんなお店で、私が今日買わせていただいたもの。
10月に、やはりフルクルの教室で作った多肉フレームの多肉たちが、ものすごい成長を遂げ、植え替えてあげてもいいかな、と思い、そのためのスクエアな植木鉢。

もうひとつ、お店に入ったときから「これは買う。」と思った花入れというか、とにかく器。

家に帰ってから、なぜこれがあんなに欲しかったのか、冷静にながめながら考えていて、思い当たりました。これは、古代ギリシャである。
夫に、「これに古代ギリシャを感じないか?」と問うたところ、「これは昔、ソクラテスがワインを飲むのに使っていたやつだ。」と言って、ゆっくりとそれを持ち上げ、口元で傾けるしぐさまでしていました。やはり。何でも酒に結びつけるところが彼らしい。
早速、私の手持ちの神殿群(←これについてはまた後日)の棚にならべたら!私的には納まるところに納まった気がしました。(あのう、大きさがめちゃくちゃなんですけど・・・)

でもここにならべた途端、お店に置かれていたときのすてきオーラは消え失せ、発掘出土品と化してしまった・・・なぜに〜?!
 今日お買い物したとき、お値段を書いてくれようと、先生がおもむろに取り出したボールペンにど肝を抜かれました。ボールペンの、持ち手の上のところに造花をさして作った、THEお花屋さんボールペンです。いつもはセロハンテープの横につきさして置いているそうで、またそのセロハンテープの台とも色がぴったり。これは古代ギリシャではなくて、シュールレアリズムである。