メルヘンな旅

   

 夕方、箱根から無事帰宅。いやぁ、楽しかったー。しかしすごい嵐だったー。
 大湧谷では雪まで降り出した。吹雪のような中を、雪ニモマケズ、風ニモマケズ、歩いて、やっとたどり着いたロープウェイの駅にはボビー・オロゴンがいて、びっくりした。
 昔とかわらず、あたたかく、おバカな友たちと、あっちでぺちゃくちゃ、こっちでガハハハやっていた、学生時代の私だった。
みんなありがとう。こんな時間が持てるなんて、なんとしあわせなことか。ああ、うつくしき我が人生。
 この旅については、また後日くわしくブログでお読みいただけるように、まずは自分の頭と心の中を整理しよう。今はしあわせすぎて、書けない。
 今日のところはとり急ぎ、箱根での路上観察をレポートいたします。

 友人の運転する車から見えた、プロパンガスにレモンガスの文字。その上に、ごていねいにレモンのイラスト入り。
「あのレモンガスってなにー??!」とさけぶと、静岡県民の友人二人は「あー、この辺はレモンガスだよねー。」と、それがどうした風であったけれども。「レモンからガスが作られる」という話は聞いたことがない。このレモンガスという響きから持った、私のイメージは、色は薄いレモンイエローがかった、アロマテラピー効果もありそうなシトラス系の香りの、しかし少々ガス臭さがまじった空気が、あの中には入っている、というものである。
 続いて強羅駅近くの食べ物屋さん。


表にかかった、消えてしまいそうな字で書かれたメニューの上に、ずらりと並べられた、不思議なオブジェ?あるいは元実用品?いらなくなったモノ?種類がじつに多岐にわたり、あまりに雑多すぎて、並べた人の意図が全くわからない。と思ったが、よく見るとここで植物が育てられているようである。
 最後はやはり強羅駅そばのおみやげ物屋さんで。

小林かめこさんです。
 ワケあって、メルヘンの会と命名された、この4人の旅グループ。(正しくは、メル変の会)帰りの新幹線の中で、メルヘンの一人から早くも次の旅の企画がメールで届く。「そうだ京都、行こう。」