La Primavera

cucciolo-mayu2009-03-26

     
 朝、いつものお散歩コースの川べりを、歩いてきました。桜並木になっていて、やっと咲き始めています。
 それにしてもまた風が、寒く冷たくなりました。桜が咲いてから、絶対いつもこういう寒い日が再来するような気がします。花冷えという言葉もあるくらいだし。
 桜のほかにも、いろんな春が目に付いたので。



 あのおかしな名前をつけられた、青い小さな花が好きです。太陽に向かって、元気いっぱい咲いているから。
そしてユキヤナギをみると、いつも自然に出てくる歌があります。子供の頃から大好きな、「赤毛のアン」の番組の冒頭の曲。
♪はしっても〜はしっても〜終わらない花のなみ 湖はとおく もえる雲はもっととおく〜♪なぜかわからないけど、いつもこの歌が頭のなかのターンテーブルにのっかり、(まわりを見て人がいなければ歌う。)ユキヤナギにかこまれた道を、アンが馬車に乗って走っていく映像が流れるのです。たしか話には、ユキヤナギなんか出てこなかったはずなんだけど、もう何年も前から、私のなかの春の景色みたいになっています。
 こうして一旦、赤毛のアンモードに入ってしまったら最後、やることがいっぱいあるのに、赤毛のアンのDVDを引っ張り出して、それを観ながら用事を片付けていくこととなったおバカな午後。

 DVDを観てびっくりした。冒頭の歌で、アンはたしかに馬車に乗っているのだが、♪はしっても はしっても〜♪は、なんとお話のあとの歌だった。私の頭のなかでは、後ろの歌に、最初の映像がくっついていたのだ。何十回、いや、何百回と観ているのに、ものすごい記憶のねじれ方だ。