ラジオを聴きながら

 
  
 今日はいつも行く美容室へ。ちょっと遠いのだが、月一回、夫婦ふたりでドライブがてら出かける。
 帰りの車の中で、NHKラジオのニュースを聴いていると・・・イギリスの、自分の特技みたいなのを披露する番組で、まったく無名の47歳の女性が歌をうたったところ、その歌唱力が素晴らしく、今、ユーチューブでものすごいアクセス数があり、話題なのだという。
 さっそく家に帰って、私たちもユーチューブで聴いてみましたよ。彼女の名はスーザン・ボイル。田舎から出てきたオバサン(失礼。)が、司会者から「将来の夢は?」と訊かれると、「プロの歌手になることよ。」と答え、会場は笑いの渦に。「どうして今までになれなかったと思う?」とたずねられれば、「チャンスがなかっただけ。ただそれだけよ。」と、自信満々なのだ。
 彼女の歌を聴いてみての感想は、歌が上手いかどうかは、正直、私たちは?なのだが、(聴いたのもユーチューブでだしね、細かい部分まではわからないですからね。)たぶん、彼女の見た目と、声や歌とのギャップ、意外性みたいなのがウケているのだと思う。
興味のある方は聴いてみてください。明日のとくダネのオープニングトークで、小倉さんが紹介したりするんじゃないだろうか?
 それで、ラジオの話に戻りますが、土曜、日曜の夕方に、やはりNHKラジオで、地球ラジオという番組があるのをご存知ですか?この番組は、世界各国に住む日本人の方が、自分の住む国の文化や習慣、おもしろいお話などを、その日のテーマに沿って、電話で話してくれたり、手紙やメールで教えてくれたりする、なかなか楽しい番組。例えば今日は、世界のお惣菜事情がテーマでした。国名を聞いて、「それどこや?」という国でも、そこに暮らしている日本人の方っているんですよね。まずそのことに感心して、紹介される内容にさらにびっくりして、なかなか普通では知ることの出来ない話がいっぱい出てくるので、一度聴いてみてください。
 今日、この地球ラジオの番組の途中で、なぜか「一年生になったら」の歌が流れました。ご存知ですよね、♪いちねんせーになったーら、いちねんせーになったーら♪の、あの曲です。
 知らなかったのは、この曲が、まどみちお作詞、山本直純作曲だったということ。車内はしーんと静まり、あらためて夫婦で3番まで聴きました。夫が、「ナオズミはやっぱり違うなあ。」と。(呼び捨てでスミマセン。我が家では親しみをこめて、いつもこの呼び方です。)まったく無駄のない、ピリッとした音楽です。
 ナオズミセンセイに音楽を教わりたかったなあと、大人になってからつくづく思います。