準備中

    

 朝起きて、迷惑メールチェックをしたら、18通も!寝る前に削除作業したから、ホントに寝てる間だけで18通ってすごくない?人気者です。
 庭のラヴェンダーが、ひょろひょろですがつぼみをつけて、もうすぐ咲きそうです。私はラヴェンダーの香りが大好き。大好きなんてもんではなくて、身体があの香りをものすごく欲している感じです。だからスーーーン、と鼻から思いっきり吸い込むと、すごくリラックスできる気がします。これって、何の病気ですか?
 そんなラヴェンダーも、もうすぐ出かけるので留守中に咲いてしまうかもしれません。旅に持っていくコロコロ(かばん)にヘンなリボンをつけました。ヘンと言っては失礼ですね、近所のケーキ屋さんのリボンなのに。リボンがヘンなのではなくて、私がつけたから何かヘンなんです。ま、ただの目印だから、なんでもいいんです。
   
 昨年夏にシチリアを旅行したときのこと。バスで移動中、途中で停車したカターニアの空港で、誰かが間違えて、私の黒いコロコロを持って行ってしまったのでした。そんなこととは知らない私は終点までバスに乗り、着いたら荷物がありません。「盗まれた!」と思いました、なんせイタリアのことですから。バスの運転手さんに「荷物が盗まれた!」と報告すると、彼は、「(イタリア人は)財布は盗むが、かばんは盗まん。」と言います。この言葉には内心すごくウケましたが、そのときは笑う余裕もありませんでした。警察に盗難届を出してもらいに行こうか、と言う私たちに、運転手は、「絶対空港に停まったとき、誰かが間違ったんだと思うから、調べてあげる。」と言って問い合わせてくれました。「間違ったんだったら、ひとつかばんが残ってるはずなのに、何もないってことは盗まれたとしか考えられん!」と言い張る私たちに、「やっぱり空港に荷物はあって、いま、私の名前を放送で呼びまくっているから、すぐ取りに行け。」という意外な返事。(やはり彼の、「かばんは盗まん。」は正しかった。)さっそくその運転手は、同僚に頼んで空港行きのバスに乗せてくれて、私たちは空港へ向かいました。
 で、受け取りに行った空港警察で。まず目指す空港警察が乗客しか入れない場所にあって、飛行機になんか乗りもしない私もセキュリティーチェックを受けさされ、警察にたどり着いても、すぐに荷物は返してもらえず、なぜか被害者の私が取調べを・・・みじめですよ、外国の警察で取り調べ。受け取りのための数々の書類を作成する、ノロい警察のおっさんに延々待たされ、やっとコロコロが私のもとへ帰ってきて、目的地に着いたときには、7,8時間が経過していました。
 またこんなことにならないように、せめて近所のケーキ屋さんのリボンを目印とし、(そんなんで大丈夫か?)とにかく間違って持っていかれることだけはないようにしたいと思っています。かばんは絶対目立つ色がいいと思う。私も今度買うなら、一目で自分のものと分かる色にします。
 午後、航空会社に電話して、機内食の特別食をお願いしました。じつは私は、宗教上の理由から、お祈りをしてあるお肉しか口にできません。というのはウソで、一度特別食というの、食べてみたかった。ベジタリアンメニューにしてみました。いつも機内食のお肉や魚なんて、1口、2口しか食べられないもの。野菜なら食べられるかと・・・それに、いつも機内食の時間になると特別食の人だけ、一足先に食事が運ばれてくるのを、いいなあ、と思って見ていました。(←子供じゃあるまいし!)んでさらに今回は、座席が後ろのほうだから、「ティキン、プリーズ。」と言っても「フィッシュ、オンリー。」になる可能性が高いので。
さて、どんなものかな・・・