行くのか、行かぬのか

 今日のちょっとした発見。
2007〜2008年版地球の○き方の、「フィレンツェトスカーナ」の本。表紙をめくってすぐの写真が、この間からなんか見た事あるような気がしていたら・・・まったく同じところの写真を撮っていました。


よくわからないかもしれませんが、木の生えている場所、道のくねり方なんか照らしあわすと、そっくり同じです。私のほうが、少し高いところから撮っていますが。たしか、ピエンツァのドゥオーモの後陣あたりから撮ったと記憶しています。自分以外の誰かも、広いオルチャの丘のなかの同じ景色に、心が動いたのでしょうか。こういう偶然は、なんかうれしいです。

 で、インフルエンザ。昼間、親友から、それでも行くのかメールをいただきました。いえ、私のことを本当に心配してのことなのです。彼女は「おせっかいかもしれないけど・・・」と書いてあったけれど、私は、自分のことをそんなに心配してくれている人がいると思っていなかったので、うれしかった。マスクやイソジンや、薬用石鹸ミューズも持って行け、とありました。はい、そうします。ありがとう。

 なのに、そのあと、あるところからあるお達しがあって、また雲行きが怪しくなってきた・・・ほんとに行けなくなるかも・・・
とにかく出発するまでに、彼の地で、インフルエンザ患者が発生しませんように、と祈るばかり。
 夫に、「ねえ、ほんとにもうどうなると思う?」と訊くと、「うーん、50歩100歩だなあ・・・」とう返事。彼は、よくこの50歩100歩という言葉を使うのだけど、多少冷静さを欠いているのか、この場合は使い方を間違っている。本来は、「どっちもどっちだろ。」みたいな意味に使うはずだ。しかしその間違いは正さずに、そのまま、「それって行くのと行かないの、どっちが100歩?」と訊いてみると、「行くほうが100歩。」つまり、行く確立のほうが高い、ということなのだろうが、それだったら、行かないほうは50歩どころか、98歩くらいはきてると思う。
 タイムマシーンに乗って、3日後の私たちがどこにいるのか、見に行ってみたい。