練習しときまーす。

 今日の午後は、夫のコンサートの伴奏あわせに、ピアニストのSちゃんが来てくれました。
 プログラムはカンツォーネがほとんどですが、Sちゃんは楽譜どおりには弾かずに、アドリブというのか、私が聴いていると、ほとんど一瞬一瞬のひらめきを音にするかのように、アレンジを加えて弾いてくれるのが、とても新鮮でした。自由なのです。自分ではぜったい思いつかない和声だったり、曲の雰囲気の捉え方自体が私とは違っていたりして、ふ〜ん、いい感じ、と思ったのでした。よそのおうちのカレーライスを食べて、ああ、このカレーおいしい、とかそんな感じ。
 私は自分も歌う曲があるというのに、全然さらっていませんでした。というか、夫との絡みの部分の、打ち合わせすら出来ていませんでした。いったい私はどこを歌えば良いですか?というところから始まり、正真正銘のぶっつけで、今日のところはひっちゃかめっちゃかでした。来週のあわせまでには、暗譜します、すみません。