モンスター・ペアレンツ

     

 とうとう夫の勤めている大学でも、新型インフルエンザが流行しはじめた。いつかは自分たちの周りにも・・・と覚悟はしていたそれが、いよいよ来たか、という感じ。来月、コンサートもあるし、これからは戦々恐々とした日々を過ごさなくてはならない。
 驚いたのは、その新型インフルエンザにかかった学生の父兄から大学へ、「大学側がきちんと対策を講じないから、うちの子がインフルエンザにかかってしまった」というような内容の、かなり感情的な電話があったということだ。
 ほとんど言いがかりだと、私は思う。大学だって生徒さんのことはちゃんと心配して、消毒液を置いたり、いろいろとやってますよ。それにもう大人なんだし、かかってしまったことは自己責任でしょ。大学生にもなれば、学校以外にも、やれバイトだの、デートだのと、いろんなところに出向くわけだし、どこで感染したのかなんてわからないでしょ。
それでも先生たちは、こうした親からの声を、ばかばかしいと思いながらも無視することは出来ないのだ。幼稚園や小学生ならいざ知らず、ハタチも過ぎた大学生に、「外から帰ったら、おててをきれいきれいしましょうねー。うがいもしっかりするんでちゅよー。体調が悪いな、と思ったら、学校には来ずに、お医者さんに行って診てもらいまちょーねー。」という連絡を、いっせいに流さなければならない。これって常識の範囲内でしょ?いちいち大学の先生が教えることか?この程度のことも判ってなかったら、それは学校の責任ではなくて、親の責任だ。
 さてさて今日のお昼は、八坂のお弁当だった。さばのから揚げの甘酢あんかけと、もうひとつは焼き魚弁当にして、ハマチの照り焼きをいただきました。あいかわらず手間を惜しまずきちんと心をこめたお弁当で、美味しい。このブログを読んで、八坂を探してお弁当を買いに行ってくださった方もいるんです。ありがとうございます、と私が言うのもヘンですが、すごくうれしいです。