カフェごはん

 

 夜半すぎ。あれ?のどの一点が・・・痛い・・・風邪かな?風邪だね、やばいなー・・・と思いながら、うつらうつら・・・朝でした。

 風邪です。のどがイガイガしてます。自己診断ですが、炎症起こしてます。インフルエンザではないと思うけど・・・
 そんななか、今日は朝から伴奏合わせでした。なんで風邪をひいた日なんだ?私の人生のタイミングが、いつも悪いだけ。
 ピアニストの方に来ていただいて、合わせに入る前に、しゃべるは、しゃべるは。声、なくなるぞ、風邪ひきのくせに。
 今日のピアノの方とは、ご一緒するの、初めてです。なのにわりとさらーっと終了。たぶん私のアバウトさに、びっくりしてらしたと思う。「ぴったり、きっちり合わなくていいですよ、ズレたらズレたで、それが味になると思ってますから。」と言ったら、目をまんまるくしてらっしゃいました。肝心の音だけ合っとけば、あとは流動的でいいなあ。と、最近の私はそんな気分。

 そのあと一緒にランチしました。ずっと前から行ってみたかったカフェへ。すっごく混んでましたが、私たちの順番がきたときは、ちょうどお客さんが一巡したのか、静かになってて、ゆっくり、たっぷりいただきました。私、あまりカフェって行かないんですが、ああ、こういうのが流行ってるんだなあ、と勉強になりました。たしかに何料理でもなくて、カフェの料理って、あれ、れっきとした、ひとつのジャンルとして確立してますよね?
今日のお店も美味しかったんですよ。だけど、何だろう。なんとなく盛り付けとか、演出の仕方とか、インテリアとか、北欧っぽいんです。そのせい、と思うのは私の北欧に対する偏見かもしれないけれど、視覚的に、うまいぞー、と思わせる何かが足りないように、私には思えます。皿の上を見るだけで、もっとビンビン五感を刺激して、自然と唾液がじゅわーっと出てきそうなイタリアごはんに、やっぱり私は軍配をあげちゃうかなあ・・・流行りがわからない、オバサンなだけか?
 ちょっといつもと違った一日で、愉快でした。のどのイガイガだけが、憎らしい。