粗食のすすめ 冬

      

 すっきりしないお天気の、冷たくうすら寒い日曜日。
 今日も夫は仕事なのだった。かれこれ2週間以上は、休んでいないと思う。休むわけにはいかないし、仕方ないのだろうけど、身体は大丈夫だろうか?しかも今月は、本職から少し離れた感じで、どこか多角経営気味だ。その先に彼が見据えているのは、長靴の形をした半島だろうか?ならば夫よ、どうかこのまま歩みを止めず、頑張ってほしい。
 夫のいない日のお昼は、残り物で簡単に済まそう。と思って並べたら、粗食のすすめ、みたいになった。雑穀ごはんと、赤カブの甘酢漬けは、この冬のうちのブーム、かもしれない。ガッツリ食べる食事しかしない夫がいないとき、私はこうして、草食あるいは少食動物になって、こっそり身体をリセットする。

     
 プランターで育てている(というか、ほったらかしにしている)、スナップえんどうを、ほんの手のひらにのるほどの量だが、収穫。ささやかだけれど、うれしい。が、夜は粗食にならないようにしようと思う。