お砂糖コラージュ

      

 私の地味な趣味のひとつとして、砂糖のコレクションがあります。旅先でお茶したり、カフェしたりするときに飲み物についてくる、袋に入ったお砂糖を集めています。
 日本では、私の場合あまり目にとまることのない砂糖の袋ですが、外国ではしっかりデザインされたものがじつに多くて、センスがいいというだけでなく、それはお店の人の仕事に対するプライドだったり、情熱だったり、愛情の証であると感じられて、私には無視できません。
 今では持ち帰った砂糖も、相当な数になってしまいました。缶に入れて、時には乾燥剤を取り替えながら大切に保管してますが、この砂糖、どうにかしないとなあ、と前々から思っていました。
 で昨日、そのなかのほんの一部ですが、ようやっと中身のお砂糖を出して、袋だけをフレームにならべてみました。あー、とても楽しかった。
 でもまだまだたくさん残っていて、この子たちもいつか、日の目をあびる日が迎えられるように、私は頑張らなければなりません。訪ねた街の観光名所のイラストが入っていたり、あそこは遠すぎて、もう二度と行くことはないだろうな、と思う街の名前が入っていたりするだけで、私には宝物です。
 そのなかでも変り種というのがあって、たとえば神殿・遺跡シリーズなんかはイタリアチックだし。しかしこの神殿、いったいどこだろう?イタリアにはない、と思う。ギリシャ、かな?
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あるいはこれもイタリアならでは。お色気ムンムンシリーズ、なんてのもあります。