Una serata bellissima !

     

 で、お食事会、行ってきました。
もちろん、お祝いの会というのが今日一番の目的で・・・でも、あの、じつは私のなかでは、秘かにもうひとつの目的が生まれておりまして・・・それは・・・

 この方に会うため!
     


 名古屋に昨年オープンしたレストランVitra、こちらのマネージャーでいらっしゃるK谷さんは、イタリアで修行され、日本人として初めてソムリエになられた方なのです!

 
(少々拝見させていただいただけですが。)その経歴も素晴らしく。ミラノのフォーシーズンズや、かつてイタリア料理界に君臨した、あの有名なグアルティエーロ・マルケージで働いていらしたこともあるそうで。(あ、もちろん私は、どちらのお店も行ったことないですよ。)そのような方が今、名古屋にいらっしゃるなんて!夫の友人で、どういうわけだか大変顔の広いTさんが、このK谷さんともお知り合いでいらして(Tさんのことを、私たちが「名古屋の重鎮」とよぶ所以はここいらへんにあります。)、Tさんに、「すっごい人だよねー。グアルティエーロ・マルケージなんてねー。」と言うと、「ぐあ、ぐあ??何、それ?」とTさん。「そ、そ、そんなにすっごいレストランにいたのお?!」って。知らんと付きあっとったんかい!?
 分野を問わず、その道のプロで、第一線で活躍されている方には、かならず幸せオーラが満ちていて、パワーがみなぎっていて、会うとこちらも何か、すごいエネルギーがいただけるような気がします。というわけで、わくわくして出かけました。
      

 今日はお祝いにと、刀みたいなナイフで、シャンパンの瓶を割って(というか、折って)開ける儀式(←ああ、このことを何ていうんだったか、忘れたよ。儀式、ではないと思うんだけど、私にとってはそれくらい貴重なものを見せてもらったと思っています!)をやってくださいました。これがK谷さんの、得意技らしいのです。

 恐るべし天才ピアニストの(?)Y子さんが、レストランにおいてあるピアノで、オリンピックファンファーレを弾くから、そのファンファーレのクライマックスに合わせて、シャンパンカット(違う。こんな名前ではなかった。ほんとに忘れてしまった・・・)をやりましょうということになって。写真はその瞬間!!
      
      


 ああ、そして、とても素敵な方でした。ソムリエというと、なんだか「カッコつけたひと」を想像してしまうけれど、ぜーんぜーん違う。一流になれる人は、やっぱり人柄も素晴らしいんだよ、とガラにもなく夫が感心しておりました。サーヴィスのスマートさとかテクニックとか、ワインの知識とか、そういうのがすごいだけじゃない。なんかとても人を幸せにすることのプロ、みたいな、ほんとに笑顔のステキな方でした。
      

 食事を終えても、ピアノを弾きまくったり、歌いまくったり、宴もたけなわで、そんななか、ひとりひとりに配られてあったメニューに、その夜、しこたま飲んだワインの銘柄を全部書きこんで、控えめにサインを入れてくださったK谷さん。
シビレました。