爆発!!!

 ヤボ用にまみれた一週間。

 ひょっとしたらこれ、訴訟まで行っちゃうんじゃないか?という厄介な問題が降り注いでいる。もしそうなっても、私たちは全面勝訴の自信あり、という、とても理不尽な問題である。もはや私たちの怒りのド級は、計測不能。しかし、もちっと穏やかに行きましょうや、と、今朝はその話し合いへ行ってきた。疲れた。

 私は身体が小さいせいか(自称150センチ)、とくにおっさんたちからなめて見られることが多いが、今日と言う今日はなめられては困るので、怒り全開モードのメイクで顔をこしらえた。目の上下にアイライン」をビシーっと引き、まばたきすると、バサッバサッと風が来るくらいマスカラをたっぷりつけて、大きく鋭いおめめにした。さらに、ただでさえ薄くはない唇の輪郭を大きめに描き、真オレンジの口紅を引いた。どこからどう見ても、キツイ顔の出来上がりだ。

 さて。あとはどうにか感情的にならないように、しかし言うべきことはきっぱり強硬に申し上げる、が、いきなりいろいろ言い過ぎて、さらに話をこじらせてはいけない、というのが私に課せられた課題である。難しい。しゃべっている間に、自分の発した言葉にどんどん自分ひとりで酔って興奮してしまい(選挙活動で、ワーワーギャーギャー熱く演説している人も、同じ症状だと思われます。)、関西なまりのような、不思議なお国言葉になって、じつにガラが悪くなるのである。吉本新喜劇で、「どたま(=頭)かち割って、血ィ吸うたろか!」などと叫ぶ人や、漫才の宮川花子くらいのボルテージへは、わりと自然に昇れてしまうので、今日、そうなってしまうのではないか、ととても心配だった。

 結果。おっさんたち相手に、途中、やはり私は幾度か「宮川花子」になり、そのたびに横から夫にチョンチョン、とひざをたたかれて、たしなめられた。強硬派で知られる夫が、今日はずいぶんと大人しかったので、あとでどうしたのか訊くと、「けどこの問題はまだまだ続くで。今日はまだ一回目やから、全部出したらいかん。徐々に、徐々に、最後にどっかーーーーん!!!っていう方式を取るわ。」

 昼前に帰ってきたら、すでに気力体力ともにスタミナ切れ。昼間から、焼肉清香園に行って、焼肉ランチを食べてきた。
 清香園、ちょっと前からランチはじめてたので気になってたけど、やっと今日行けました。厨房のなかから、わざわざお店の人が出てきてくれて、「いつもありがとうございます。昼も夜も、スミマセン。」と頭を下げられた。いや、こちらこそ、昼も夜も、どうもスミマセン。