自分のこととして

 今日は、仕事でうちの近くまで来ていたメルヘンメンバーのもりぽんがわが家を訪ねてくれました。ホントはもうひとり、お友達が来てくれるはずでしたが、残念ながら参加ならず。当初、今日はメルヘン旅行の打ち合わせのために集まるはずだったのが、今回の事態で、議題は「メルヘン旅行凍結」に変わってしまったので、わざわざ遠くから来るの大変だからいいよ、ということになったのです。気分的にも、何だか友達と会ってしゃべるって気になりませんものね。

 外でランチ、という気分でもなく、二人で私のなんちゃってパスタを食べながら、やっぱり話題は災害のこと、被災された人たちのこと、原爆のこと。二人とも、どよよ〜ん、としたオーラを放ちつつ。富士市在住のもりぽんは、一週間まえの地震が起こったときも、この間、静岡で震度6地震が起こったときも、名古屋にいたのだけれど、ご主人と離れていたため、とても心配だったそうです。計画停電には、富士市の入ったグループが一番最初だったし、災害地から遠く離れていても、もう今回の事態は、みんなが自分のものとして受け止めなくてはならない状況なのだと、あらためて思いました。

 岩手のお友達は、節電、節水につとめながら、でも自分たちよりももっと大変な人たちがいる、という思いで頑張っている、とブログにありました。地震が起こったときの様子も書かれていて、まだまだ大変だろうけれど、地震直後よりは少し落ち着いたのかな、と感じました。そんな彼女のところに、北海道のカニの会社から、食料に困っている今ではなくて、もっと先の4月なら、カニを送ってあげますよ、という営業の電話がかかったそうです!私、とても怒ってます!!!この間、「日本人、スバラシイ!」と書いたばかりなのに!北海道のカニの会社については、(友達のところに電話がかかったのとは違う会社だと思いますが)この冬、実家の母もちょっとした被害を受けて、消費者生活センター?みたいなところにお世話になったことがありました。私、しばらくカニ食べません!ってそういう話ではなくて、今のこの過酷な状況を利用して、商売しようだなんて、言語道断です!

 すべての方々に、一日もはやく健やかな生活が戻りますように、心からお祈り申し上げます。