ゴーヤちゃん

 今日も暑かったー。まだ6月なのに、節電の夏なのに、この先いったい、どうなるのだろう?

 わが家の節電対策としたゴーヤちゃん、すくすくと育ち、本日、ネットの上まで到達いたしましたー。ちっちゃな黄色い花もひとつ咲いたの、わかるかな?
     
     
 2苗育てていますが、向かって右側の子は上まで届いたのだけれど、左の子がまだ途中。じつはこれにはワケがあって、数日前、この子に悲劇が起こったからなのです。

 最初は右の子よりも成長が早かった左のゴーヤちゃん。4、5日前の夜、右の子に追い越されているのにふと気がつきました。それに、ツルの先端の形が、右の子となんか違う。
そう思ってよく見ると、左のゴーヤちゃんのツル、ちょん切れているではありませんか!なぜ?いったい誰が、こんなことを?あたりにちょん切れた先端部分が落ちていないか見渡しましたが、どこにもありません。おかしい、ぜったいおかしい。
 そこでピン!と来ました。昼間、一階の庭を掃いていたときです。緑色の、なんだかよくわからない植物の一部分が落ちています。「こんな植物、うちにあったかな?」と不思議に思いながら、ほうきで掃いて、ポイしました。あれだ!あのとき掃いたのが、ゴーヤちゃんの先っぽだったんだ!
 あわててゴミのなかから、ひからびかけたそれを取り出しました。二階のテラスにある、プランターの左側のゴーヤちゃんのツルにくっつけてみると、ぴったり!かわいそうなゴーヤちゃん。
 私の推理は、つまり、こうです。犯人は鳥です。鳥がゴーヤちゃんを、きっと食べようとしたのだと思います。(あいつらは、いつもうちの庭やテラスの植物の実などを狙っています。)そして、ちょん切れたゴーヤちゃんの先っぽを、食べられなかったからか、うっかりなのかはわかりませんが、おそらくくわえて飛んで行きながら、庭に落としたのです。そうじゃないと、二階にあったものが、一階で見つかるなんて、ありえないもの。

 そんなわけで、短くなり、親ヅルを切られた左のゴーヤちゃんは、右の子に追いつこうと、脇芽を伸ばして必死で頑張ってます。私、毎日、すっごく応援してる。
 ちなみに右のゴーヤは、ネットの上まで来たので、それこそツルの先端を切ってやって、これからは子ヅルを伸ばしてあげるんだそうです。鳥、呼んでこないかん。

 それにしても暑い暑い日本列島、もちろん名古屋の蒸し暑さもハンパじゃありません。
たぶん効果はないと思うけれど、窓に、日よけとして新聞紙を張ってしまったわが家です。
    
 去年、夏にヴェネツィアに行ったとき、ヴァカンスで長期休業しているたくさんのお店が、窓やショーウインドーなどのガラスに新聞紙を張って目隠ししていました。防犯のためだと思いますが、「あ、来年の夏、ああやって日よけにしよう。」と思ったのです。この日よけによって、室内の温度はぜんぜん変わってないと思います。部屋が暗くなって、暗いとなんだかちょっとは涼しいような気がする、それくらいのもんです。