恐怖のスケルトン一家

 世界一の(?)超ワルが死んだというニュースがかけまわった昨日。夫が、「ああ、これで悪者が一人減った。次は、あいつらやな。」って。
あいつらって、うちの2軒向こうの隣人のことだ。

 どこにだって、お困りご近所っていると思う。だけど、だけど、うちの2軒隣は、スゴイかもしれない。何がスゴイって、その一家、3人家族なんだけど、家族全員3人共がそろいにそろって頭オカシイのだ。

 奴らがトラブっているのは、もう周囲の家全部と、と言っていいくらい。残念ながら、その中にうちも入っている。この間のメルヘン旅行のとき、メルヘンのみんなにこれまでにあった出来事をあれこれと話したら、すごくウケてしまい、「それ、ブログでカテゴライズして書いて!」って言われた。関係のない人からすれば、おもしろおかしい話でしかないのかもしれない。頼まれたから書くことにしたわけではないけれども、それにしても笑いにでもしなければ、やってられんのだ。

 家族構成。60ちかいと思われるおっさん、その妻、22、3歳の一人息子、自称大学4年生。家長であるはずのおっさんは、奥さん(近所の人はみんな、ばばあと呼んでいる。)の言いなりで、存在感がなく、(なのに、異様な気持ち悪さを強烈にかもし出せるのはなぜ?)色がモヤシのように白くて向こうが透けて見えそうなので、ひそかに近所の人たちからは、「スケルトン」と呼ばれている。現在、スケルトンは単身赴任中であるため、家に残っているのはばばあと息子の二人。とーってもヒマでしょうがないこの二人は、常に近所の人たちの出かける様子や、子供たちが学校に行き来する気配に気づくやいなや、家の外に出てくるのであった。つまり、常時私たちは、彼らの監視下に置かれているようなものなのである。彼らは、私たちが路上で立ち話をしたり、子供らがちょっと外で遊んだりすることが許せないらしく、何と110番しておまわりさんを呼んじゃったりする。それも何度も。

 おまわりさんを呼ばれるのは私たちのほうなんだけど、やって来たおまわりさんも、奴らを見れば、どちらの言い分がおかしいかは一目りょう然らしい。(爆)

 この一年で、私たちも含め、被害者の数もものすごく増えた。正直、この先、どうなっていくんだろう、という不安もものすごくある。が、不安を抱え込むとこちらがおかしくなりそうなので、ブログ上で少しずつ発散したいと思う。もちろん読んでくださるみなさんには、おおいに愉しんでいただけることを期待しながら。