ピエモンテへ。

 明日から留守にします。しばらく更新空きます。

  今回はおもに南ピエモンテを中心に。いつぞや行くことになるであろうと思っていた、ランゲとよばれるイタリアの銘酒を産む地方である。もちろん100パーセント、夫セレクト。

 経由地や目的地が、Alessandria, Acqui Terme, Asti, Alba・・・と、偶然にも頭文字に「A」がそろってしまったため、地名が頭のなかでごちゃごちゃになっているおばさんがここに居る。「ええと、つぎに行くのが、ア、ア・・・あ〜???」てな具合に。Alba のあとの訪問地、Barolo のBが登場して、ほっとする。しかも律儀にアルファベット順だ。

 じつは今、こんなアホなブログなんか書いている場合ではないのだ。準備がいまだに出来ているんだか、いないんだか。持ち物リストみたいなので答え合わせをしたい気分なのだった。

 思いがけず、こんな時期に旅にでることになった原因は、原油高だった。例年通りGWに旅行する予定だったが、飛行機代を問い合わせたところ、チケット代といっしょに払う燃油サーチャージが、過去にないほど高くなっていた。チケット代と合わせると、とても払える金額ではなく、今年のGWの旅行は中止せざるを得なくなった。しかしその後、なぜか今年に限って、今の時期に夫の仕事が入ってないことが判明。3月末なら、飛行機のチケット代と、燃油サーチャージという名の航空会社の、ぼったくりとしか思えない金額(ぼ〜ら〜れ〜っ お〜おっ♪と歌ってみましょう)を足しても、どうにか予算内で間に合うのだ。(といっても、去年のGWと同じくらい払ったな。)

 そんなわけで、まだ寒いかもしれないピエモンテに、こんな時期に行くことになったけれど、まあそれもいいか。老い先短い夫の願いがひとつ、叶うのならば。
 というわけで、行ってきま〜す。チャオ!