スイレン

     

 6月の京都、龍安寺の池。蓮の花ってとても幻想的で、どこか怪しいような魅力があって、私はとても惹かれます。今頃はもっとうつくしく、咲いているのでしょうか?(向こうに見える橋の上に、修学旅行中の女子学生が写りこんでいるのも、京都らしくてええですな。)

 先日の発表会で、ギロックスイレンという曲を弾いた生徒さんがいました。(この写真、見せりゃあ良かったな、と今頃思う。)ソデで聴いていた先生が、「うわ、この曲なんかかっこいい・・・」とつぶやいてくれたのですが、ふふ、じつは指一本で弾けてしまえそうな、めちゃめちゃ簡単な曲なんです(笑)

 ギロックなんて作曲家は、ピアノを教え始めるまでぜんぜん知りませんでしたが、ここのところの発表会では、彼の作品に必ずお世話になっています。簡単なのに、弾くとそれなりに聴こえちゃうから、って理由で重宝に使っているのは私だけかしら?いくら習い始めたばかりとはいえ、せっかくの発表会に幼稚クサい曲ってどうよ?と思うのも、私だけではないはず。

 それにしても暑い日が、よくもこれだけ続きますね。どうかみなさま、ご自愛くださいませませ。