久々のフルールクルール

 おととい木曜日の午後、久しぶりにフルールクルールさんにお邪魔しました。毎月最後の10日間、お店が開くようになったので(お休みの日をはさみながらなので、フルールクルールさんのブログで営業日を確認してからお出かけくださいね。)、行きたいなあと思いながら、なかなか実現できずにいました。夏のある日、ハナイロ先生のブログで、サルビア・コッキネア(←私がこんなふうに呼んでいるこの花の名前の言い方が、イタリアっぽい、とハナイロ先生がおっしゃいました。)が入荷した、とありました。ぜひその苗を買いに行きたかったのです。サルビアというと、ちょっとどぎつい赤の、合成着色料満載の「ふくしん漬」みたいな花を一番に思い浮かべると思いますが、(よく学校の花壇とかに植わってるやつです。そしてなぜか学校の花壇などでは、あのふくしん漬色したサルビアに、黄色いマリーゴールドを合わせて植えていますが、私は子供のころからあの色合わせがイケてないなあ・・・と内心思っていました。)サルビア・コッキネアは、あのふくしん漬色サルビアと違って、どこかお洒落な感じがする、なのに探すとわりと売ってるのを見かけない花。以前、私の庭にもあったのに、枯れたっていうか、絶えたみたいなので、この機会にぜひ、と思いました。

 近くまで行ってもお店の姿がみえないほど、まわりの植物や木々は枝葉を茂らせていました。まるで秘密の場所みたいです。

       

 こんな素敵なお花屋さん、ちょっとないでしょう?

       


 これだけ自然がいっぱいの環境ですから、侵入者(ヤモリとか、ぬるぬる系)がいるわけなんです。この夏、ハナイロ先生がそいつらに悩まされていることは、ブログで存じていたわけですが、この日もその話で盛り上がり・・・

 私が先生のブログを読んで、一番記憶に残った、というか、自分の身に起こったことのように驚き、怖れ、ショックだったのは・・・

 お店に入ってしまったヤモリを退治するために、お店の入り口のところにハナイロ先生が仕掛けたゴキブリホイホイに・・・なんとある朝、かかっていたのがヘビだったと・・・!!!!!この話を読んで、ひとり震え上がった私でした。

 そんなこと、先生は思い出すのもイヤかもしれないのに、お邪魔したこの日、またその話を持ち出してはさらに詳しく話を聞き(怖いモノ見たさ?)、その後の退治劇の話も聞きました。その日、たまたまヤモリ退治にかけつけてくれたお友達が、このヘビを片づけてくれたこと、その人がゴキブリホイホイからはみ出していたヘビの胴体を(「どこからが胴体かわからないけど。」とハナイロ先生がおっしゃっていました。)ホイホイからはがれないように、割り箸でより密着してくれたこと、そのゴキブリホイホイではなくヘビホイホイを河原に捨てたけど、また戻って来ないか不安になって、最後はヘビホイホイを川に流したら、どんぶらこっこと流れていったことなど・・・これらの光景を、私は家に帰ってもう一度ひとりで想像しながら反芻し、身震いしたのでした。

 それで腰くだけになったわけではないだろうけれども、どういうわけか私、木曜の夜、とつぜん腰に力が入らなくなって、軽いぎっくり腰みたいになり、昨日は一日休ませていただき、久々のフルールクルールをやっと今日、ブログにアップできました。やれやれ。