今日も庭

 先週末につづき、秋の植え替え第2弾。

 今日植えたのは、こちらのパンジー

    

 明るい色がいい、という夫の希望で選びました。リビングの先にあるテラス中央の大きいコンテナは、フォーカスポイントって言うんだっけ?そこに視線が留まるように、という目的で置かれてある植木鉢なので、季節ごとに花を植え替えることにしています。リビングからも、キッチンの窓からも見えるこのテラスは、つまりは私が一日の大半を過ごしている場所から、いちばん長く眺めることになる景色。というわけで、花選びも、植え替え作業も、とても大事。

    

 花選び、と書いたけれども、冬の間はパンジー、夏は日々草が結局いちばんラクかなあ、という私なりの結論に至っています。以前読んだ、ものぐさガーデニング(だったかな?)とかいう本に、ものぐさな人の庭は、労働が2割、眺めたり愛でたりの愉しみが8割がいい、というようなことが書いてあって、「この比率、まさに私にぴったり!」と思って、以後、労働は2割というところをとくに意識して、花を選んでいます(笑)今日植えたパンジーも、水やりと、花がら摘みと、ときどき肥料で春まで咲き続けるはず。過去にも、この上に雪が積もりましたが、枯れませんでしたし。

 二枚目の写真の、左奥の大きな茶色いカメのようなコンテナには、フェジャー(と私は呼んでいるけれど、フェイジョアという呼び名が一般的かもしれない。)とローズマリーが植わっていています。地植えでないので、もって数年かな?と思って育てはじめましたが、すでに10年ちかく経過し、未だに元気です。

 そのローズマリーが、ちょうど今、薄いブルーというのかパープルというのか、何とも言えない優しい花を咲かせていていとおしい。

     

 ハーブの花は、一見華やかさはありませんが、素朴ななかに芯のある強さ、毅然としたうつくしさみたいなものがあって、私はどれも大好きで、いつも近くに寄ってじーっと観察します。こういう女性になりたいです。(ムリムリ)

 そして今年は春に植えたバジリコが、あっという間に花が咲いて、種がはじけてしまったみたいで、あっちこっちで芽を出してしまい・・・それを植え替えたのが、テラスの一番向こうに置かれているプランターなんですけど、そんなんで今年はバジリコの二毛作に成功!寒くなる前に葉っぱを摘んで乾燥させて、冬の間に作るピッツァに使います。

 余談ですが、花屋さんは土日のお客さんの入りを見込んで、「きっと金曜の夕方なら、仕入れたばかりの花が揃っているはず!」と、昨日突然思いつき、自転車で走りましたが、やっぱり正解。お店で何色にしようか、迷いに迷っているうちに陽が傾き、そのうちおばちゃんの目ではお花の色がよく見えなくなり・・・

 植え替えが終わらずにそわそわしていましたが、これで一段落、やっと気持ちが落ち着きました。
 あとはシクラメンを何鉢かと、この冬はアザレアも育ててみたい。