再会

  
  
 
 一昨日は、とても懐かしい方とランチをしました。上の写真は、その日いただいた美味しかったお料理の数々。

 コンサートに出かけるのはせいぜい一年に一回?みたいな私が、どういうわけか先月は立て続けに一日おきくらいの間隔でコンサートを聴きに行くことになり、そこで偶然再会したのが彼女。ずーっと昔に伴奏をお願いしていた方です。

 計算してみると、15年ぶりくらいかな。私がイタリアに行ってから音信不通になってしまっていたので、(もちろん無精者の私が悪いのです、はい。)ほんとにすごいタイムワープしちゃった感じだったのですけど、そんな時間の隔たりを感じることもなく、コンサートで出会ったときは目が合った瞬間に「!!!」だったし、昨日のあらためましてのランチも、おおいに盛り上がり。昔の友人、知人ってほんとに特別なのだなあと、しみじみ思います。

 会ってなかった間に、お互い結婚だの、彼女は出産だの子育てだの、大きな出来事や変化がたくさんあったわけで、それを通り越しての再会だったので、いろんな意味で多少なりともお互い大人になり、たくましくなった部分もあり、あるいは昔のままの変わらない部分もあり。そのどちらもが貴重なもの、と思えました。

 私にとって彼女は、当時からピアノを弾いてもらっていた以上に、気持ちの部分で強くつながっていると感じていた人で、私が彼女という人間が好きだった、ということから、彼女のことは特別に良く覚えていて、だからこうして再会できたのも、何かの縁だなあ、とありがたく受けとめています。

 デザートは、二人ともタルトタタンをセレクト。↓

       

 しかし15年という月日のなかで起こったことは、一度にはしゃべり尽くせぬもので。今はバリバリピアノを教えているらしい彼女の話も、何だか頼もしくてもっともっとじっくり聞いていたかったし、まだまだ話し足りなかった感あり。でもこうしてお付き合いが再会できたのだから、いつでもまた会って話の続きが聞けるのだな、と思うと本当にうれしい。

 古くて新しいamicizia に感謝しながらのランチでした。