聞き違い?

 昨日、受験生のレッスンで、コールユーブンゲンをやっていたとき・・・

 ハ長調の、6度音程とその転回型の練習だったと思うけど、

 ♪ ド〜ミ〜ド〜ミ〜ド〜 レ〜ファ〜レ〜ファ〜レ〜 
   ミ〜ソ〜ミ〜ソ〜ミ〜・・・

 と彼女が歌った瞬間、なぜか私の脳は、♪ 味〜噌〜煮〜込〜み〜 と替え歌をしてしまった。そのあとはもう、どうにもこうにも、いかん、味噌煮込み食べたいっ!

 そんなこんなで、今日のお昼は♪味〜噌〜煮〜込〜み〜

    

 鶏肉がないので、豚こまを、ニラがあったので、ニラをたっぷり。あと、ネギとまいたけとたまご。

 このコールユーブンゲンの♪ミ〜ソ〜ミ〜ソ〜ミ〜の箇所であるが、♪ミ〜(←低いミ)ソ〜(←その3度上のソ)ミ〜(←さっきのミよりオクターヴ上のミ)ソ〜(←さっきと同じソ)ミ〜(←最初の低いミ)という音なのだが、「味噌煮込み」という言葉を発音したときの音程が、まさにこの♪ミ〜ソ〜ミ〜ソ〜ミ〜の音にぴったりとあてはまる、というしょうもない発見も同時にした。それに、「味噌煮込み」という言葉の母音と、階名唱したときのドレミの母音もぴったりそろう。

 ちなみにイタリア古典歌曲をやっていて、pensierという単語が出てくると、カタカナ表記するならば、 ペンスィエールと発音してほしいところを、受験生は、ペンシェールと歌ってしまう失敗をよくやってくれる。そのたびに「スィエー」ではなく「シェー」と聞こえたところで、私の頭のなかでは、おそまつくんが「しぇー」のポーズをとることになっている。