師走のランチ
昨日、今日と、たてつづけにお友達との約束がありました。何となく、やるべきことは年内に、という気持ちが働くからでしょうか?ま、ランチやはてしないおしゃべりが、やるべきことかどうかは、疑問ではありますが。
というわけで、まず昨日は、お友達と、さらにそのお友達の方のお宅訪問がありました。お宅訪問って、うちなんですけど。お友達のお友達(ややこしいね。)は、何度か顔を合わせたことのある方で、私も一度ゆっくりお話したかったので、ぜひどうぞ、と。
建物探訪の番組みたいに、ずずーっと家のなかを全部お見せしました。少し前におうちを新築なさったそうで、たぶんよそのおうちのインテリアとかが気になる、楽しい頃なのでしょうね。
お持ちくださったお菓子を食べながらしゃべくりまくった後、「お昼どうする?」という話になり、「ハチマエに行ってみたい。」とお友達が言うので、「ハチマエってどこ?」って訊くと、私がお弁当を買いに行くところ、だそうな。はて?と考え込んだのだけど、「ああ、それはたぶん八坂か?」とピンと来ました。お友達の頭のなかで、八坂がなぜか八前になったんやろね。
で八坂さんのお弁当。昨日はねぎまカツにしてみました。
どて煮の味噌をかけてくれる、と耳にするや、チキン南蛮をセレクトしたはずのお友達二人も、ねぎまカツに変更。さすがは名古屋人、味噌を愛す、やね。
そして今日は、もう何年も前に、一緒に習いごとをしていたときのお友達とランチを。(その習いごとが何かをここで明かせば、ぶははは、恥ずかしながら、英国式ティータイムという講座でした。ガラでもない。今日、お友達に、「習ってたお茶の淹れ方とか、家でやった?」って訊いたら「一度も。」だそうで。右に同じ。)
お友達が予約を入れてくれて向かった先は、とても素敵なお店でした。
雑誌で何度か見たことのあった、アルキペラゴさん。造園屋さんというか、庭の設計、施工が本職らしいのですが、そこにカフェを始めたそうで。カフェになっているお店の裏みたいなところにあるコンサバトリー(と言うの?)、イギリスのお宅にある温室みたいな陽だまりのお部屋、ここを予約してくれていたのです。
そのコンサバトリー(←合ってるか?)外観はこんな感じ。
これもお庭の施工をするのに、見本みたいな感じで作られたみたいですけど。私はこういうところに入るのは初めてだったなあ。
中の様子は・・・
テーブルと小さめのソファがあって、お店というよりは、どこかのおうちのくつろぎスペースのような。エアコンも効いていて、とてもあたたかです。テーブルがひとつしかないので、必然的に、限定一組様、やね。お友達は前に来たときにここがふさがっていたので、今日はあらかじめ予約しておいてくれたのだそう。どうもありがとう。
中から外の様子もうかがえます。
今日は風も強く、本当に空気が冷たい日でしたが、気候の良い時期にはお庭に出てみるのも気持ちがいいことでしょう。
そのお庭も広いのです。
ハンモックがかかっていましたが、さすがにこの季節はね・・・
いただいたランチですが、お友達はてりやきチキンののっかった一皿を。とても美味しそうでした。
私は初めて、タイカレーに挑戦。
確かに辛かったけれど、一口ごとにやみつきになる感じで美味しかった。スパイスや香辛料が強いと、喉の粘膜が荒れてしまいそうで、いままで怖くて食べたことなかったのですが。
今日もひとしきりしゃべり、お話しながらも、お友達の座るむこうに、ガラス越しに葉を落とした柿の木や、枯葉舞う景色があって、とてもうつくしいのです。お部屋に居ながら、見上げれば冬の空と、木々の枝が・・・
とても優雅な、素敵なひとときでした。
残りの12月も、できれば優雅にいきたいものです。