自分のために、旅。

      

 ウダウダやってるうちに、2月になっちゃった・・・

 昨日はひとり、日帰りで奈良まで行って来た。腰のための、施術を受けに。

 自分の身体がガタガタになっているのは、自分でよく感じてわかっていて、いろいろ治療にも通ってもみるんだけど、どうにも効果がいまひとつで。私の知っているなかで、残る選択肢はただひとつ。あそこに行けばかならず良くなるはず、と意を決して奈良まで。

 やはり日帰りは長旅であった。その旅の疲れ自体は残っているものの、身体の凝りは張りは、ほとんど感じないくらいにほぐれ、こんな自分の身体、何年ぶりだろうか、と。いやはや遠くても、できれば月一くらいで通って、こうして身体のガタガタをリセットして日々を過ごしたいところ。(しかし喉元過ぎれば、で、多少調子がいいと、こういう気持ちが薄らいじゃうんだよな。)

 カメラが新しくなり、なので一度写真を撮ってみて、ブログに載せれるかどうか、今日はそのために昨日のことを書いた。そんなことも一度やってみないと、ぜんぜん自信がないオレ。

 おみやげの柿の葉ずし、なんと美味なのでしょう。帰りの近鉄の電車のなかでパクついた。箱を開けて、包んである柿の葉を広げ、かぶりつくまで一気だったので、箱のなかに入ってある小さな紙まで目がいかなかった。箱の一番端の、最初に食べたのがサケのお寿司だったので、「ふふん、じゃあその隣が、サバだな。」と見当をつけて二つ目にかぶりついたら、またサケだった。「こ、これはいったい?!」と、やっとそこで一緒に入っていた小さな紙片に気がついた。紙には、箱のなかの寿司の内容が、上から、さけ、さけ、さけ、さば、さば、さば、さば、と書かれていた。し、しまった。私は上から、さけ、さけ、と、続けざまにさけをふたつも食してしまったのか!しかも7個入りなので、残る5つのうち、さばが4個、さけはあとたった一つではないか!できれば最後の二つは交互に、さけ、さば、と終わりたいので、そのためにはその先、さば、さば、さば、と行かなければ、最後にさけ、さば、とは終わることができないとわかり、少し哀しかった。それでも、さば、さば、さば、さば、さけ、と食べ進むよりも、さば、さば、さば、さけ、さば、の方が良いだろう。一番賢くないと思われるのは、次にまたさけに行ってしまい、その後、さば、さば、さば、さば、と、さば三昧で終わる結果になることなのではないか。

 などなど多少頭を使い、そして今度柿の葉ずしを食べるときには、上から順番にはぜったいに行くまい、と心に誓った一人の旅路であった。