フルクルのお教室

 ここ2、3日、真夏を想わせる蒸し暑さです。この先、思いやられます。

 今日は久しぶりの、フルクルのリース教室で、ご近所のお宅にお邪魔しました。

 いつものように、ハナイロ先生が用意してくださった花材。造花を使って作っていきます。初夏の季節にぴったりのものを選んでくださったそう。

     

 お教室に使わせていただいたリビングの窓の外には、丹精されたお庭が望め、どの植物も緑の元気なこと。優しいお人柄がうかがえるお庭です。こんな庭に作り上げるまでには、そのご苦労も注がれた愛情も、並み大抵のものではなかったであろうと、頭が下がるような思いと憧れのようなものを抱きつつ。

     

 今日はリース教室と言いながらも、いつもの丸いベースを使ったリースとは違って、私以外のお二人は、ブーケを作るようにお花やツル系植物などを仕立てていく、初めての挑戦。私も少し迷ったのだけれど、とてもお二人の作られているのはまとめあげるのが難しそうで、自信がなく、最初、お願いしていたとおり、四角いリースを作ってみることにしました。

 どちらのタイプも初めてのことでして、作業中は写真を撮る余裕もなく・・・特に私は、丸が四角になっただけで、思考も手元も停まってしまい、最初から最後まで苦戦しました。どれくらいのボリュームに仕上げればいいのか、とか。最後は先生の助けを借りて、どうにか仕上げることができました。

 では、本日のお作品。

 まずは、素敵なお庭を作られるご婦人の作品がこちら。

     

 ブーケのように仕立てられていますが、飾るときはリースのように、壁などにかけて飾るのです。この作品は横向きなのが、また新鮮。

 次がお隣の奥様の作品。

     

 こちらは縦型で、どこかぶどうの房を想わせる姿がさわやかな雰囲気。

 続いて苦戦した、私の四角いリース。

     

 四角いリースって、おもしろいですよね。先月、ハナイロ先生の展示会にお邪魔したときに、先生の四角いリースを拝見していたのです。とてもとても新鮮で、斬新でもあると思いました。今回挑戦してみて、私には難しかったけれども。家に帰ってどんなふうに飾ったかは、後日、アップしますね。

 番外編。今日お邪魔したお宅の玄関に飾られていた、アカンサス・モリスという植物。

     

 これがアカンサスかあ。うちの庭に、ぜったいアカンサスが合うから!と断言された方がいたので、気になっていたのですが、今日本物と対面。ギリシャとか古代ローマの遺跡や彫刻などに、アカンサスレリーフは多く使われていたはずですが、これが本物かあ。ぜひ、根っこから分けて欲しい!と、ずうずうしくお願いしてしまいました。

 そしてお教室終了後。こちらのお宅のご婦人は、お庭だけでなく、ご自宅とは別の場所で畑もされていて、そこで取れた新鮮なお野菜に、お手製のゴマドレッシングをかけたサラダまでごちそうしてくださり。

     

 何でも上手にできる人っているんですよねえ。ますます憧れます。美味しいゴマドレッシング、お土産に分けてまでくださって、夕食の水菜サラダでさっそくにいただきました。もりもりいただきましたよ。 今日もたくさんの方にお世話になりました。愉しい時間を共有させていただいて、本当にありがとうございました。