メルヘン伊豆二日目

 この週末、何週間ぶりかの待望の雨で、やっと一息つける気温になりました。と言っても30度は超えてますが。ほんとに今年は記録にも記憶にも残る暑い夏でした。

 滞っておりました、メルヘン伊豆旅行の二日目。すでに旅が終わって小一カ月が経とうとしております・・・

 一泊した翌朝は、修善寺散策。一日目はお昼ずぎまで雨でしたので、暑さもそう厳しくなかったのですが、うって変わって二日目は太陽が昇り、前日の湿気もあっての蒸し暑い日で、完全にバテてしまいました。

     

 宿をでてまず向かったのが、修善寺。緑がまぶしいほどにうつくしく、お寺の建物にも映えますが、暑くて、お参りするのももう遠くからでいい、という感じ。(写真のお姉さんは知らない人です。)

     

 つぎは修善寺温泉のシンボルともいうべき、独鈷の湯。橋から見えていた川に降りてゆきます。

     


     

 「足湯しよーっ!!」っと、一斉に靴下を脱ぎ始めたメルヘン女子。私、じつはこのとき、「ここ、足湯をする場所ではないんじゃ・・・?」という疑問と不安があったのですけれど、一応自分も靴下を取りました。で、お湯に足をひたしてみると、めちゃくちゃ熱いっ!ただでさえクソ暑いのに、足湯なんかしておれんっ!とそそくさと退散。

 でまた川から階段を上がり、みんなは竹林を見に行くというのだけれど、私は前日の歩きがたたって腰が痛かったのと、暑さで朝からバテバテなので、この辺で待っとくねーと。

 で、川から上がってきたところにあったのが↓↓↓

      

 足湯はこちらです。(私の足。)

 独鈷の湯で足湯をしていいのかいけなかったのか、ナゾのままですが、なんとなくあそこは、もうちょっと神聖な場所、というか、ちゃんとお祀りされた場所で、汚い足を沈めるなんて、やってはいけなかったような気がします。

 で、正式な足湯の方も独鈷の湯同様、熱くてしかたなかったんですが、ま、ヒマなので足をつけたり出したりして、朝から黄昏ながらみんなの帰りを待ちます。の〜んびり、このひとときが、今回の私にとっての修禅寺温泉旅行だったといえるかもしれません。

 さてそこからは車を南に向かって走らせ、♪あまぎ〜〜ご〜え〜〜♪であります。出発前、自宅で荷造りしながら、♪なにがあ〜って〜ももういいの〜♪と熱唱する私に驚いた夫が、「ど、どうしたんですか?」と訊いてくるので「天城越えじゃん。」と言っても、あの名曲を知らない様子。「あんたは(音楽の)レパートリーが偏りすぎてんねん!」と言ってやりました。

 そして♪舞いあがり〜揺れおちる〜♪浄蓮の滝に到着〜

 滝つぼまで降りる階段が、また長く・・・帰りの登りが、腰痛持ちは心配になります・・・

 でも気温は下に降りれば降りるほど下がり、マイナスイオンいっぱいのものすごいリラックス効果!

     

 で、♪じょうれん〜のた〜き♪がこちら↓↓↓

     

 いやあ、音といい迫力といい、ものすごいパワーで癒される感じ。たまにはこういう自然に接しないと、人間は生きてゆかれないのかもしれません。

 川で釣りを愉しむ家族連れも多く、何だか健全な夏休みの図、がそこにはありました。

     

 滝の近くの、「ワサビ田を見に行く!」というメルヘン女子たちから離れ、ひとり「先に登り始めるね。」と私。ゆっくりでないと登れないので、みんなに迷惑かけないように先に上に向けて出発です。

 こうして再び富士に向けて車を走らせ、今年のメルヘン旅行も無事終了となりました。あっという間の一泊二日でしたが、今でもまだその余韻が愉しめるほどに、いろんな思い出が作れました。


 さて今年はしっかり夏休みをいただいたこのブログ(笑・汗)いかんせん、パソコン環境が暑い暑い窓際なので、ということでご容赦ください。

 そして、来週半ばよりイタリアに出発する予定で、またしばらくcuccioloさんはお休みします。数年ぶりのローマ、ナポリとその周辺で、久々の南イタリアにいささか緊張、ビビッております。春の旅行では泥棒に遭いかけてしまったし。今回はソレントのホテルから、予約した途端にメールが届き、ナポリからヴェズーヴィオ周遊鉄道を利用して来る場合は、くれぐれもスリに気をつけろ、と。財布やパスポート、クレジットカードなどはバッグではなく貴重品袋に入れ、それをTシャツの下に身につけておくように、と、こんな恐ろしい忠告メールを送ってくれるなんて!どんな危ないところなの!?とっても親切なこちらの2つ星ホテル、プライベートビーチがある、というのでそこに決めたのですけれど、これまたご親切に、ホテルの部屋の設備に「扇風機付」とありまして。えーっ!扇風機付ってっ?!!それってエアコンがないんじゃんっ!!と気がついた次第。日本のこの酷暑の日々、エアコンなしなんて考えられないっ!となり、申し訳ないけれど、もっとお安い値段の3つ星ホテルにのりかえました。もちろんエアコン付!(ごめんなさい。)

 イタリアも南に行くと、私のお粗末なイタリア語力では、また格段にヒアリングが劣ることになりまして、旅行中苦労することは目に見えているのですが、すっとこどっこいな旅、ともかく安全に行って帰ってきたいと思います。

 帰ってきたら、また書きますので、どうぞどうぞお楽しみに。

 ちゃお〜!