秋到来

 台風一過の昨日。昼間、強い風だけが残ったなあと思っていたら、夕方からの冷え込みがハンパじゃないではないですか。今日から早くもタートルネックになった私。10月とは思えない暑い日が続いていただけに、この気温差に身体がついていきません。

   
     

 そんなわけで、夏旅の話の途中だったけれど、なんか写真がぜんぜんそぐわない気がして、今日の写真は昨年の旅の、ヴェローナの街を流れるアディジェ川。台風のあとの川ではありません。

 旅話ばかりで、ここのところブログでは近況を書いていなかったのだけれど、そんなあいだに自分は何だかとても年をとった気がする。

 いい話はあまりなくて、身内の病気の話やなんかが多かったからかなあ。夏に夫の友人の訃報が飛び込み、その頃から良くない話が続き、そうするといろいろとマイナス思考になっていって、みんなが元気なうちに、会える人には会っておこう、みたいに話は飛躍して、そうしてカレンダーを見たら今月末から時間が取れることがわかって、四国に帰る飛行機の予約しちゃった。 何をやっているんだ?私・・・

 そんなんで、cucciolo家、今月末もまた旅に出ますよ。

 アディジェ川の向こう岸の、山の上に見える建物は何だろう?・・・とズームで寄ってみた。

     

 神殿風にも見える建物は、何でしょうね?昨年の9月の写真で、今年と同じ時期の旅行でしたが、北イタリアではもう秋の訪れが感じられていますね。今年のローマ、ナポリはまだぜんぜん夏でしたので、この先、夏旅の話を続けるとなると、かなり季節感のない写真や文章の羅列になると思われ、読んでいただいている方には申し訳ありませんが、どうぞご容赦ください。

 台風一過と言えば、恥ずかしい話なのだが、私はずいぶんと大きくなるまで、台風一過を台風一家だと思い込んでいた。台風のあとのニュースを観ていると、アナウンサーが、「台風一過の今日、・・・」などと記事を読み上げているときに、台風で被害に遭われた方が、家の掃除や、入り込んだ泥などの撤去作業に追われている様子が流れていたので、そんな映像を見ながら「台風一家の人は大変だなあ。」と、いつも心の中で気の毒に思い、自分のバカな間違いに気づかぬまま、ずいぶんな年になっていた。

 早く台風の時期も終わって、季節も落ち着いてほしい。みなさま、お風邪など召しませぬよう。