ハロウィンのことなど

 テレビを見ながら、ハロウィンっていつの間にあんなに大勢の人たちがお祝いするようになったのだろう?と思ったのは、私だけでしょうか・・・

 10月31日、誕生日なんです。なので私は毎年、みんながにぎやかに仮装したり、お菓子をもらって歩いたりするお祭りの様子を、どことなく距離を置いてみてしまう。最近はあちこちにカボチャの飾りが目につき始めたら、また一つ年をとってしまうのだなあ、と少し重たいような気持ちにもなります。

 昨年のこの時期はピエモンテを旅し、ちょうど紅葉も愉しめた季節で、そのときの写真のなかにもハロウィンの飾りの写真を発見。朝食をいただいたバールの窓辺です。    
    

 バローロではアグリトゥーリズモと称した、でも行ってみれば農家民宿ではなくてエノテカを営むB&B みたいな宿だったのですけど、そこに泊まりました。

 すると朝ごはんは、近所の決まったバールと契約をしていてそこでいただく方式になっており、あまり期待せずに出かけましたが・・・
 宿の主人に言われたとおりにしてたどり着いたそのバール、お店のまえやあたりの雰囲気がすっかり秋めいていてとても気に入り、
    
    

肝心の朝食ですが、メニューはとてもシンプルなものでしたが、コーヒーもブリオッシュもチーズもジャムも、どれもこれもすべてが美味しく、

    

 とくにチョコレートクリームの入ったブリオッシュ、今までの人生で食べたなかでダントツでした。有名なヌテッラの本社もバローロからすぐ近くにあったので、チョコクリームは美味しくて当然なのだろうか?・・・などと昨秋の旅の写真を整理しながら、あれこれと思い返している今日この頃。

 今年も同じ時期に旅を計画しまして、当初東北に出かける予定だったのですが、お天気がぜんぜん良くないとわかり直前にキャンセル。で急きょ、長野の山の中へ行ってきました。そのときの様子はまた次回。