サン・ジミニャーノの城塞
少しでも気持ちが明るくなるように、今日は春〜♪な気分になれる写真をアップします。
2009年春のトスカーナです。
塔の町としてあまりにも有名なサン・ジミニャーノ。の、城塞に行けば、まわりの自然を一望できて、田園の風景を愉しめる、とガイドブックにありましたので、お店でパニーノを買って、そこでお昼にしよう、と目指しました。
場所がね、もう記憶があやしくなっていて、きちんと説明できないのが申し訳ありません。
でもたしか・・・サン・マッテーオという通り(ここはメイン的な通りだったと思います。)を、町の中心の広場のほうに戻る方角に歩いていたら、Rocca 城塞を示す矢印の看板があったと思うんだけど。ともかくサン・マッテーオの通りを右に折れました。見つけるのはきっとそんなに難しくなかったと思います。
ちゃんと公園として整備されていて、オリーブや、黄色い小さな花が咲くお花畑のなかに、遊歩道のような小道がありました。すっごく明るくて、陽ざしが気持ちよくて、夢のなかのようです。
これまでの人生でも、ナンバーワンかもしれないお昼ごはんの始まり。
目に入るのは、こーんなに幸せな景色。だからトスカーナが好き!
公園の周囲の眼下には、トスカーナ特有の、なだらかでやさしい丘が連なる私の大好きな景色。でもきっと自然が美しいからだけではなくで、豊かな自然のなかに人々の生活があるから、だからトスカーナが好きなんだと思う。
マーガレットのような、カモミールのような、楚々とした野の花がぴったりの場所でした。
お花畑のなかに点在するオリーブの木々、そのむこうに中世の時代の古い建物。いやはや、どちらに目を向けてもうっとり、です。
健やかな春を素直に喜べる心を、すべての日本人がはやく取り戻せる日がきますように。