イタリア

サンタ・キアーラの回廊

エアコンの工事が終わりやれやれ、と思っていた矢先、つづいてファックス付電話が壊れる。しかしこれはまあ仕方がない、なんせ二十年近くも使っていたので。夫が「老衰やな。」と言う。しかし壊れているのに気がついたのは昨日であるが、考えてみるとここ何…

サルソマッジョーレ・テルメ

季節がすすみ、緑が濃くなり、初夏を思わせるような日も多くなりました。 今日は久しぶりに旅のブログを。昨年春のイタリア、我が家にとっては、ここがイタリアの温泉第3弾でありました。 この威風堂々とした建物、めっちゃテルマエ・ロマエでしょう(爆)テ…

ガッレリアに泊まる!

いやあ、まいった、年末からの風邪。やっと少し良くなってきたが。夜、寝付く前までの咳が尋常ではなく、やっと眠れたとしても、痰がからむかつまるかするせいで、私、ものすごいうなり声らしい。イビキとは違うその声は、歌うときのポジションにスコーンと…

パンテオン周辺をぶらぶら

先日めずらしく聴きに出かけたコンサートのことなどを書こうと思っていたのだけれど、時間をおいてしまうとそのときの感動や驚きといったものもあっという間に新鮮さを失って、もはや過ぎ去った出来事のひとつのようになり・・・さらに何か月も前の夏旅の話…

バーニョ・ディ・ティヴォリ

週に一度くらいだけれど、プールに通い始めた。イタリアで泳いで以来、腰痛が軽減し、帰国してからは接骨院に通う回数も激減。自分の身体のことながら詳しくはわからないけれど、ともかく泳ぐことによって、コリがほぐれるだけでなく、骨格もニュートラルに…

トスカのローマ

10月に入りました。毎度のことで、旅から帰ってきた月は、なんとなく夢うつつ、いや、旅うつつなままに時が過ぎてしまい、よって今年も9月はほとんど心ここにあらずのまま過ぎてしまったのですけれど、月もあらたまったことですし、ちゃんと腰を落ち着け…

ローマの噴水

ひさびさに訪れたローマの印象は、とてもエネルギッシュで強烈なものでした。日差しも強いし、空の色とか植物の緑とか、光の加減なのかもしれないけれど、あらゆるもの色彩が、明るすぎてまぶしすぎて・・・そのせいか街のパワーも、そしてそこで生活する人…

Santarcangelo di Romagna

最近、なぜかブログに向かう気になれない。やめちゃうかもな・・・と心のどこかで思いつつ、今日は春の旅行記のつづきを。つづきというか、どこまで話が進んでいたのかも、もうよくわからないのだけれど。 フェッラーラのあとに訪れたサン・マリーノに住む知…

雨のフェッラーラ散策

こんなに毎日暑くなってしまって。ということは私、春のイタリア旅行記を早く終わらせないといけない、たぶん。 主にエミリア・ロマーニャを中心にまわった旅でしたが、10日ほどの旅のなかで、純粋に観光に割いた時間はたった一日だけでありました。その観光…

未完成

ボローニャの街の中心となるマッジョーレ広場に面して建つ、サン・ペトロニオ聖堂。街のシンボルともいえるこの立派な聖堂、前回ボローニャを訪れたとき(たしか2011年夏)に修復中だったので、たぶん今回もまだ修復中なのでは・・・という私の期待(!…

ボロニェーゼ

旅行の話題も、順不同になっていますが(汗)、今日はボローニャ。なぜかわからないけど、気分的に。 写真はボローニャのシンボルの斜塔。2本あるのですが、背の高い一本しか写ってませんね(涙)。 ボローニャは2、3年まえに行ったときが初めてで、今回は…

Arena di Verona

昨年夏の、ヴェローナ。初めて行った20年前はあんなにうつくしいと思ったヴェローナは、何だか汚い街でした。どういうことだろ?ホントに昔より汚くなったのか、それともあちこち旅をするうちに、私の目がシビアになってしまったのか?だったとしたら、こ…

マントヴァ 独断と偏見で

出発が来週になりまして、いつものごとくまだ何も準備はできていませんが。予定が変更のうえに変更になり、やっともうこれからは変わることがないのか?あるのか? いつものように、出発間際になって前回の旅行の写真の整理がついていないことが、なぜか気に…

アクイレイアのバジリカ

年が明けて半月も経つのに、未だに起動していない私です。いかん、とは思いながら、家から一歩も出ない日もめずらしくはなく・・・ランチとかお茶とか、お友達とのお約束などもいっさい入れずに、毎日家でごろごろしています。このまま一生誰にも会わずに死…

サン・ジュスト聖堂

私のブログは、毎回話があっちへ飛び、こっちへ飛び、書いた内容がちゃんとカテゴライズされているわけでもなく、ぜんぜん中身が整理できてないことは重々承知しているうえで、今日はまた、今年の夏の、トリエステの旅の話に戻します。こう寒くなって来ると…

忘れない言葉

私が知っていたのは、詩人のウンベルト・サーバだけだったのだけれど、トリエステは、そのほかにも文学者を多く輩出した土地であったよう。 で、街のなかを歩いていたら、こんな像がおもむろに立っていたんですね。 ひとりでぼんやりと歩いていたとき、突然…

ミラマーレ城

このバカ女(←私のことです。)は、ひょっとしたら今年3回目のイタリアに行くのではないかしらん?と、自分で自分に不安になっていました(毎日、飛行機の空席状況をチェックしていたので。)。でも来年の春に時間が取れることがわかり、これで今年はやっと…

トリエステのありえない

昨夜、お世話になっているミラノの知り合いの方からメールがあり、用件のほかに、ところで、うちの夫の退職後はイタリアに来るのだろう、こちらに家を買うのか?買うのならば留守の間は賃貸に出せば良いし、そうなったら自分を掃除のおばちゃんとして雇って…

最初で最後

トリエステに到着して、ホテルへ向かっておりましたら、港には大きな船が停泊中でした。これっていわゆる豪華客船ってやつですよね?私は乗りたくありません。だってイタリアのこの手の船は、何かあっても船長さんが一番に逃げ出すんじゃなかったでしたっけ…

風・風・風のトリエステ

さえない旅のお話がつづきます。 表紙にこんな絵のついた本が売られているのだから、やっぱりトリエステの風は普通じゃないのだわ・・・ あのさ、人のせいにしてはいかんが、誰か一人くらい書いとけよ、トリエステの風は、ハンパじゃないってことをよ。と、…

雨のトレヴィーゾ

お天気と食べ物ほど、旅の印象を大きく左右するものって他にはないように思います。 先に謝っておきますが、ろくな写真がありません。お天気が悪かったからか、ただ単に、私の腕の問題なのか・・・ この日、朝はまだどうにか降りだしておらず、まずは雰囲気…

夕刻のトレヴィーゾ

時差ボケもようやく解消されつつあります。「あ〜、よう寝た、おしっこパンパン。」という感覚から、すっかり朝方だと思い込んでトイレに起きてみると、まだ夜の12時半?!?!ぜんぜん寝れてないやんけーっ!?という、あのショッキングな夜を、今回も経験…

トリノのカフェ

今回で春の旅行記、最終回になると思う。(かなり強引に終わらせた感がありますが。) トリノのバラッティ・エ・ミラノ。先日の衝撃の味のドロップを買った店です。(←という表現は、この店の説明にぜんぜんなっていないと思う。) たしか2009年の夏が初…

バローロ村

毎年のことなのですが、春のイタリア旅行のことを、順を追って書いていきたいな、と思っているのに、どんどん目先のことや、日々のことに話題がそれて脱線し、気がつけば暑い夏です。そして夏が来てしまえば最後。海のこととかばかり考えたり思い出したりし…

バルバレスコ村 2

バルバレスコでの昼食のあと、ちょうど食事したトラットリーアの横にあった塔に登ってみることにしました。今日はそのときの素晴らしい景色を、ご紹介したいと思います。 写真にちらっと見えるお店の名前も、Antica Torre 古い塔だったのですね・・・ お店の…

バルバレスコ村 1

夕方、梅雨入りした、とニュースで報じていました。その途端、すごい雨になっています。しばらく続くうっとうしい時間を、どうやったら気持ちよく過ごせるのか、出来るだけ前向きに、テンション落ちずにいきたいものです。 帰国から時間が経ってしまいました…

アスティの通りで・・・

土曜日の夕方、アスティの街。人通りがけっこう多くて、みなさんそれぞれウインドーショッピングなど、楽しい週末を過ごしておられたようだ。 私はといえば・・・駅に降りて、ホテルまで歩く道すがら、この街にはたいして見るものがないことなど、すぐに肌で…

美食のアルバ 2

前回にひきつづき、アルバの美味しかったお店。 一泊してむかえた翌日の昼間の出来事は、まだ別で書くことにします。それは、アルバの街自体があまりにしょんぼりだったため、どこか近くの街か村に行こう!と決めたものの、すんなり行けそうな場所といえば、…

美食のアルバ 1

ひさびさに、旅行の話に戻ります。アックイ・テルメ(←クリックしていただけるとアックイの記事にとべます。)のつづきを。 ランゲ地方の中心の街アルバには、今なお中世の面影が残っており・・・とは言われますが、ドゥオーモのある広場なんか、どこか荒涼…

アックイ・テルメ 2

みなさま、ゴールデンウイークはいかがお過ごしでしょうか。うちはどこへも出かけません。人が多いの、イヤだし。このあいだイタリアに行ってきたところで、お金もないし。ちょうどGWにあわせてなのでしょう、先日の夕刊に映画の宣伝が載っていました。「テ…