あけましておめでとうございます

     


 あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 みなさま、新しい年をどのようにお迎えになられたでしょうか?

 新年のご挨拶を、一言だけ申し上げたく。



 我が家の年末は世間並み(?)に26日に夫婦ともども仕事をおさめさせていただき、翌27日からcucciolo実家へ。昨日、大晦日にこちらへ戻ってまいりました。行きかえりの帰省ラッシュが身体に堪える年齢となり、この年末年始はこのような予定を組み、お陰さまで混雑に揉まれることなく帰宅いたしました。

 とはいえ、田舎のだだっ広い平屋の家屋は、ことのほか寒く。あんなに寒い氷の館のような家で、年をとった父も母も、朝から晩までよく働くこと。たまに帰って来た私は、そんな両親の何か役に立つような手伝いでもするべきところが、とうとう30日には風邪をひいてしまい、その夜は高熱にうなされていました。布団のなか、頭の先から足の先まで、自分の身体がチンチンに熱いのがわかった。がんばれ、私のナチュラルキラー細胞!

 そんなわけで大晦日の昨日、ウィルスとの激しい戦いを終えた重たい身体を引きずって、実家をあとにしました。まさに、風邪と共に去りぬ、といったところ。

 一夜明けて元旦の今日は、寝正月というよりは、寝込み正月というべきか?買い物にも出られず、急場しのぎで作ったお雑煮やら何やらで、どうにかお昼には簡単にお祝いを済ませ、ごろごろと過ごしています。健康でいられることが何より、と年の初めから痛いほど思い知らされているcuccioloであります。

 

 写真は、昨年春の旅でおとずれた、ロマーニャ地方の小さな村に建つ塔。
実家の布団のなかで、熱にふうふう言いながら昨年の旅に思いを巡らせば、2013年の我が家の旅行はどれも散々なものだったなあ、と初めて気がつく。1月の法事を兼ねての帰省時はぎっくり腰に見舞われ、春のイタリアの旅では体調が良くなかった夫を心配しいしい北イタリアをめぐり、夏のメルヘン伊豆の旅ではやはり私の腰痛が悪化、8月末から9月にかけての南イタリアの夏旅では、もはや定番となった私の腰痛(←大胆なコルセット外巻き旅行を果たす。)+夫が外国で何かのウィルスに感染し、帰国後高熱&下痢で倒れる、というおまけが加わり(←この一件については、病院で検査を受けたものの、検査結果が出る前に夫は無事回復してしまい、だからと言って何のウィルス感染だったのか、病院へ結果を聞きに行かずに放置し、現在に至る。)、秋の夫の里帰りでは、会いに行った人誰もが思っていたより元気でいらっしゃらなかったため気持ちをやられ、〆の年末帰省では寒い実家で頂戴した風邪の年越し・・・今年こそは良い旅を楽しみたいと、切に願う。

 こんな情けない私でありますが、今年もどうぞお付き合いください。

 この年もみなさまにとって佳き一年でありますよう。