2010-01-01から1年間の記事一覧

antica e nuova amicizia

私たちにはめずらしく、旅先で人に会おうだなんてことになったのは、ものすごーい偶然があったからなのだけど、それはここでは書かないね。ともかく人生って、どこかでつながっているものなんだなあ。偶然なんかではなくて、ほんとはそういう風に最初から決…

暮れゆくヴェネツィア

カ・ドーロの水上バスの停留所から。なかなか日がしずまないから、これでも午後8時くらいじゃなかったかな? イタリアに行くと、いつも見とれてしまうのは空の色。晴れの日の青はウソみたいにスッコーンと抜けてそれはそれはすばらしいし、夕焼けだってもち…

フォスカリさんち

よかったホテルの話も書こう。 値段と質の関係において、いつもまったく納得がいかない、というのがヴェネツィアのホテル探しだと思いますが、さらに夏の、シーズン真っ盛りのヴェネツィアを、私は甘くみていたのでした。 旅行のずいぶん前に、いつも利用す…

お月見どろぼう

あいにく、今年の十五夜はお天気がよくなくて、雨まで降ったりしたけれども、雲がかかった墨絵のような中秋の名月も風情あるものでした。 風情、という言葉とはかけはなれた、「お月見どろぼう」なるこの地域独特の行事を私が知ったのは、ほんの3,4年前の…

ブレラ散策

ミラノで好きな場所ひとつが、ブレラ界隈。 有名なブレラ絵画館があったり、美術学校があったりするために、芸術家やアーティストの多い場所。だからかこの辺りには、お洒落で個性的なお店も多くて、ただぶらぶら歩くだけでも楽しめます。途中、のんびり人間…

ありえない話 2

ありえない話、ではなくて、あってはならなかった出来事。 ミラノのスターホテルスプレンディドで本当の悲劇が起こったのは、シャンプーをもらい損ねたあとのことだった。旅行最終日の夜。 洗面所から出てきた私が、自分のベッドの脇にちょこん、と腰掛けた…

ありえない話 1

私の書く旅行ネタは、「あー、楽しかった!」や「私、こんなにも幸せ・・・」という内容よりも、「私ったら、やっぱりこんなに不幸な人間だったのね・・・」といった内容のもののほうが、読んでくださっているみなさんに愉しんでいただけることは重々承知し…

悲しい色やね・・・

ヘルシンキに降り立つ直前、窓から見えた景色・・・ 夏でこれだもの。自分は、こんなに悲しい国では、ぜったい生きていけないと思う。 ルフトハンザでフランクフルトに降りるときも、かならず窓の下に広がる景色をのぞきみて、ぞっとする。 そして想う。だか…

旅の友

そうだった。今回の旅行は、出だしから神がかってたんだった。 セントレアで、(余談ですが、中部国際空港のことを、東海地方ではセントレアと、何を気取ってか、カタカナで呼びます。前回の旅の帰り、ミラノの空港で、私たち愛知県近辺に住んでいる人ばっか…

Eccoci qua.

おバカの国で、おバカにより磨きをかけて、昨日帰ってきましたよ。 帰国前、いつもは寂しくなって落ち込むんだけれど、今回は違った。もうそろそろ帰らなくては。このままこの国にいたら私、人間崩壊してしまうんじゃないだろうか。本気でそう思った。それく…

Sono a Venezia.

Watashi wa ima, Venezia desu. Vacance wo mankitsu siteimasu. Venezia wa karatto siteirukedo, hiruma wa Nihon ni makezu atsuiyo. Romaji dato, nandaka bunsyo kakenai node,sayounara.Tanesan, rusutyu no mizuyari,gokurousama desu.Doumo arigatou…

明日から・・・

イタリア行ってきます。 え〜・・・また〜?という、なかば呆れた、冷ややかな視線を送られることは承知しております故、あまり人には伝えてなくて、こっそり行ってこっそり帰ってきます。 今回の旅では、夫、仕事の関係上、大昔の友人に何十年ぶりかに再会…

リストラ?

こんなに良くならないのには、もちろん私にだって原因がある。人のせいにはしたくない・・・と思ってガマンしてきたけれど・・・ 練習の録音を何度も何度も聴いて、こーんなにも歌えないのは、それは私がヘタだからなんだけどさ、けど・・・もうそれだけでは…

夏のフルールクルール

今日も朝から暑い一日でした。 午前中、お隣さんのみいちゃんと、(私のペンフレンドでもある)みいちゃんちの一年生のちびっこ女の子と、フルールクルールさんへお出かけしました。3人でお出かけ、初めて。 お世話になっているハナイロ先生のお花のアトリ…

お盆休み

帰省ラッシュやUターンラッシュのニュースを尻目に、お盆も通常営業のわが家でした。イタリアも今日はFrragosto の祝日で、きっとバカンス真っ盛りだな。 ちょっとそこいらに出かけても、人や車が少ない感じでした。町が空っぽな感じ。いいですね。「これな…

お手紙交換

夏休みに入ってからです。小学校一年生の女の子と、毎日、手紙の交換をするようになりました。お手紙書くのがすごく好き、とが言うので、じゃあ書いてポストに入れといて、と私が言ったことがきっかけでした。短くてシンプルだけど、毎日、かわいらしくほほ…

破壊活動

今日も伴奏あわせだった。2曲ほど、めでたく破壊成功。 先週よりは自由になったけれど、まだ野放しにはしてもらえないな。「放牧」くらいの状態にはしてほしいのだが。 時間になったら帰っておいで。どうか、それくらいの縛りに。

お金持ちテラス

先にことわっておくけれど、べつにのぞきの趣味はないよ。 この間、旅行の写真を見てたら、こんな写真撮ってたのを見つけた。 ジェノヴァで泊まったホテルが、6階か7階の部屋だったと思うけど、そのホテルの窓の向こうに見えるお宅は、お金持ちらしい。建…

発表会

今日は、年に一度の生徒さんたちの発表会の日でした。疲れた〜。 朝から舞台の準備、リハーサル等々でてんやわんや、そしてやっと本番と、一日がかりの大仕事でした。こうした先生たちの苦労は、お客さんや親御さんからはほとんど見えてないものだと思うけれ…

ハカイセヨ

今日は伴奏あわせだった。(夫、私、ピアノ)で、私的にはちっともうまくいかなかった。 これは俗に言う、「ジェネレーションギャップ」というものではないだろうか。私のアイデアとかアレンジはことごとく、と言ってよいほど却下され、ものすごく欲求不満の…

クールマイユール

(クソ)暑いので、涼を感じる写真を、と思った。昨年、夏に滞在したアオスタから足をのばしたクールマイユールは、フランスがもうすぐそこ、という街。夏は避暑に、冬はクリスマスを過ごしたり、スキーに来た人たちでにぎわうらしいのだけど、はっきりと、…

多肉ちゃん

大事にしている(なわりにはほったらかしにしている)多肉ちゃんに、今年も花が咲きました。 今日はやっと暑さもひと息。と思ったら、雨です。 今月に入ってからでしょうか、イタリアの方とメールでやりとりをしています。なかなか返事が来ない、と思ってい…

真夏の夜の夢

ギラギラの夏。こんな日が、まだまだこれから先もずっとつづくのだとか。もうこれじゃ何もしたくない。っていうか、何にもできないよねえ。 ベランダに、日除けをつけたって、この暑さでは何の役にも立たず。ハンモックも吊るしてみたけど、あんなところで寝…

何でもやる人

写真は、シチリアの、いや、イタリアきってのリゾート地タオルミーナから、山というのか、丘をのぼったところにあるカステルモーラの町からの眺め。今では廃墟となってしまったお城からのパノラマは素晴らしかったけれど、カステルモーラの町は、寂れて、死…

冴えない一日

2日連続で、多治見の暑さは全国一位だった。この辺で日本一暑い町は、熊谷じゃなくて、多治見が名乗っても問題ないと思う。失礼ながら、多治見市はわりと地味な町だと思うので、熊谷のようにこのネタを使って世間にどんどんアピールし、地域活性化を図って…

ナンバー1!

昨日、多治見をもっと注目してよ!と書いたら、本日、めでたく多治見は39.4度まで上昇、全国一位を勝ち取った。よっ!日本一!!!何でも一番になるってスバラシイことだと思う。今日は、全国ニュースで、多治見の気温が一番だったと何度も読まれているの…

暑!

今日の暑さは・・・もうほんとうに、どう言っていいんだか、どうしたらいいんだか。 何年か前に、岐阜県の多治見と、あそこは何県だったか、関東ですね、熊谷が、39度を越すタイ記録で並んだ日がありました。私は多治見に住む友人にメールしました、どうな…

爆発!!!

ヤボ用にまみれた一週間。 ひょっとしたらこれ、訴訟まで行っちゃうんじゃないか?という厄介な問題が降り注いでいる。もしそうなっても、私たちは全面勝訴の自信あり、という、とても理不尽な問題である。もはや私たちの怒りのド級は、計測不能。しかし、も…

愛の小道

いまや有名になりすぎた感もある、Cinque terre チンクエ・テッレ。世界遺産にもなっているこの場所は、海からすぐに切り立った険しい崖のようなところに、「5つの土地」という名前の示す通り、かわいらしい小さな5つの村が点在している。おそらくその不便…

名称について

今朝、来年のホール取りの抽選に行ってきた。(お教室をされに来ていた、ハナイロ先生と遭遇。) 目前の発表会が終わる前に、来年の発表会の日にちが決まってしまい、ちょっと私は息切れしそうだ。こうなってしまったからには、また来年まで、元気に生きてい…