夕刻のトレヴィーゾ

時差ボケもようやく解消されつつあります。「あ〜、よう寝た、おしっこパンパン。」という感覚から、すっかり朝方だと思い込んでトイレに起きてみると、まだ夜の12時半?!?!ぜんぜん寝れてないやんけーっ!?という、あのショッキングな夜を、今回も経験…

トリノのカフェ

今回で春の旅行記、最終回になると思う。(かなり強引に終わらせた感がありますが。) トリノのバラッティ・エ・ミラノ。先日の衝撃の味のドロップを買った店です。(←という表現は、この店の説明にぜんぜんなっていないと思う。) たしか2009年の夏が初…

バローロ村

毎年のことなのですが、春のイタリア旅行のことを、順を追って書いていきたいな、と思っているのに、どんどん目先のことや、日々のことに話題がそれて脱線し、気がつけば暑い夏です。そして夏が来てしまえば最後。海のこととかばかり考えたり思い出したりし…

バルバレスコ村 2

バルバレスコでの昼食のあと、ちょうど食事したトラットリーアの横にあった塔に登ってみることにしました。今日はそのときの素晴らしい景色を、ご紹介したいと思います。 写真にちらっと見えるお店の名前も、Antica Torre 古い塔だったのですね・・・ お店の…

バルバレスコ村 1

夕方、梅雨入りした、とニュースで報じていました。その途端、すごい雨になっています。しばらく続くうっとうしい時間を、どうやったら気持ちよく過ごせるのか、出来るだけ前向きに、テンション落ちずにいきたいものです。 帰国から時間が経ってしまいました…

アスティの通りで・・・

土曜日の夕方、アスティの街。人通りがけっこう多くて、みなさんそれぞれウインドーショッピングなど、楽しい週末を過ごしておられたようだ。 私はといえば・・・駅に降りて、ホテルまで歩く道すがら、この街にはたいして見るものがないことなど、すぐに肌で…

美食のアルバ 2

前回にひきつづき、アルバの美味しかったお店。 一泊してむかえた翌日の昼間の出来事は、まだ別で書くことにします。それは、アルバの街自体があまりにしょんぼりだったため、どこか近くの街か村に行こう!と決めたものの、すんなり行けそうな場所といえば、…

美食のアルバ 1

ひさびさに、旅行の話に戻ります。アックイ・テルメ(←クリックしていただけるとアックイの記事にとべます。)のつづきを。 ランゲ地方の中心の街アルバには、今なお中世の面影が残っており・・・とは言われますが、ドゥオーモのある広場なんか、どこか荒涼…

アックイ・テルメ 2

みなさま、ゴールデンウイークはいかがお過ごしでしょうか。うちはどこへも出かけません。人が多いの、イヤだし。このあいだイタリアに行ってきたところで、お金もないし。ちょうどGWにあわせてなのでしょう、先日の夕刊に映画の宣伝が載っていました。「テ…

アックイ・テルメ 1

昨年訪れたバーニョ・ヴィニョーニでイタリアの温泉を初体験し、味を占めた私たち夫婦は、このあいだのピエモンテの旅にも温泉を組み入れることにしました。 Acqui Terme アックイ・テルメ。紀元前からつづくという温泉地であります。 前日に名古屋からヘル…

バスに見える電車

ピエモンテの、ランゲやロエーロとよばれるワインの里をめぐる旅は、交通機関を使っての移動に苦労した、と先日書きました。 その苦労というのは、便数の少なさゆえの不便さが主なものでしたが、それとは別に、イタリア国内に関しては、けっこう旅慣れている…

バローロのぶどう畑

Il Re dei Vini il Vino del Re ワインの王様であり、王たちのワインと言わしめる、北イタリアの銘酒バローロ。写真はそのバローロを生みだす大地、バローロ村をとりかこむ一面ぶどう畑の風景。絶景かな、であります。私は自然そのもの、という景色よりも、…

ヴェネツィアの強気

海の税関。ヴェネツィア共和国が栄華を誇った時代の輝かしさは、今も失われていないように感じます。ここに世界中の物や文化が伝わり、そしてここから世界が広がっていったと言ってよいかもしれません。 初めてヴェネツィア本島に滞在したのが、サルーテ教会…

お下品シリーズ

ボローニャの街の中心、マッジョーレ広場の入り口にある、ネプチューンの噴水・・・四隅の女性の像が、す、すごい・・・ よい子はマネしてはいけません。

ジム?

斜塔といえば、ピサが有名ですが、写真はボローニャの斜塔。ウデが悪く、傾きがわかりません・・・ボローニャのは、二本ならんでいるのがいい。たしかに、街のシンボルだと思いました。登れば、ボローニャの街のパノラマが愉しめたのですって。ぜひ、次回に…

神殿好き 〜セリヌンテ〜

シチリアの神殿といえば、真っ先に挙がるのがアグリジェントの神殿群。街から離れた高台の、崖の上みたいな場所は、神殿の谷と呼ばれている。そこにいくつも点在しているギリシアの神殿をふらふらと、シチリアの夏の太陽のもと、のぼせたような頭でほっつき…

戦利品

食事編につづき、忘れかけていた旅の思い出。 ボローニャ中心部から駅に向かうバスに乗っていたほんの一瞬。びゅんと通り過ぎた窓の外の光景に「はっ!」として、その直後には、次、降ります、のブザーを押していた。こういう市を目ざとく見つけたり、偶然に…

ボローニャの美味しいお店

今日、やっと夏の旅行の写真のバックアップを取り終えました〜。デジカメを使うようになってから、写真データをCDに移したらもう満足で、そのままの状態で放置しているのですが、やっぱり昔のように、写真ってちゃんと現像したほうがいいよなあ、と思い始…

 2011 夏のヴェネツィアから

とーっても寒くなりました。真冬のようです。(っていうか、もう真冬か?) 写真の整理がまったくできない私は、夏の旅行のヴェネツィアでの写真を、今になって初めて見返していた次第。ちょっとアップしてみます。いつもの路上観察ふうに。 ヴァポレットか…

メルヘン京都 一日目

京都嵐山の、竹林の道。 お分かりになるでしょうか?竹・人・竹のならびを・・・ 前回の京都の旅から、次は嵐山?なんて言ってたので、個人的にも一番期待していたのがここ、嵐山でした。天竜寺も、紅葉はすごくきれいだったのだけれど、いかんせん、紅葉を…

メルヘン京都 Vol.2

久しぶりの更新です。 今週の火曜、水曜は、メルヘンおバカメンバーで京都へ。ああ、タイトルをVol.2 としたのは、昨年の春も桜を見に、メルヘン京都したからで、今回が同じメンバーで二度目の京都であったため。紅葉がいちばんの見ごろを迎えていました。め…

夜のサン・レーオ

夜もとっぷりと暮れたころ。夫の友人家族と私たち夫婦の5人は、カーブつづきの道をびゅんびゅん飛ばしながら、一路、リッチョーネからサン・レーオという村へ、夜の遠足を思いついたのだ。 到着したサン・レーオは、ほんとにかわいらしい村だった。ロマネス…

常滑で急須を探す。

おとといの日曜日、常滑へ行ってきました。前夜、床についてから、なぜか突然思いつき。 あれはもう何年前になるのか・・・ヤボ用で常滑まで行くことがあって、そのついでに、陶器を売る店や、作家の工房がひしめきながら並ぶ、やきもの散歩道に立ち寄ったの…

ヴァカンス中の子供たち

ペーザロは海のあるヴァカンスの町です。今回、ヴァカンスのつもりで行ったわけではなかったけれど、それでも、昼間はちょっと海辺に寝そべろうか、となるし、夕食を食べたら食べたで、腹いっぱい食べ過ぎて、うつむくとさっき食べたものが出てきそうなので…

自転車でめぐるロッシーニの町

8月の初め、右足の小指をケガして、それが治らないまま出発の日を迎えた今回の旅。急遽購入したぶかぶかの靴をはき、「これでどうやって歩くよ?」と、内心、どんな旅になるのか不安であったものの、神様は、うつくしい人を見捨てることは決してなさいませ…

食の街 ボローニャ

せっかくイタリアにまで行って、リフレッシュされたきた私は、いまいずこ・・・帰るやいなや、すっかり日常のゴタゴタに埋もれています・・・ アドリア海へ抜けるのに、今回は飛行機をどこまでにしたらいいのか、ちと迷いました。ローマからもミラノからも遠…

春の旅、路上観察

旅のおまけ。ワンちゃんの写真などを。 ミラノ、サン・ロレンツォ・マッジョーレ教会まえの広場に残る、16本の列柱。ローマの街中なら、それほど驚かないのだけれど、ミラノにいると、たとえこれだけのものであっても、とつぜん出くわす古代ローマに、はっ…

バーニョ・ヴィニョーニ 3

本当に小さい街、バーニョ・ヴィニョーニ。なにせ、古代ローマ時代の温泉の浴槽が残る広場が街の中心とはいっても、そのほかの通りもこの周りにいくつかあるだけ、お店もほんの数軒、といった感じなので、日帰りどころか、2、30分もあれば、全体を見終え…

バーニョ・ヴィニョーニ 2

バーニョ・ヴィニョーニでの温泉体験♪ 旅の出発直前、夫が偶然ネット上で行き当たった、Hotel Le Terme ホテル レ・テルメ。テルメは温泉のことです。 今はホテルとなっているこの建物、もとは1400年代に、ときの法王ピオ2世の夏の保養所として、建築家ベル…

バーニョ・ヴィニョーニ 1

今日も旅ブログのつづきを。 サンタンティモ修道院をあとにして、次に向かったのは、バーニョ・ヴィニョーニという温泉の町。なんとイタリアで、初の温泉体験でした。 トスカーナに点在している温泉のいくつかは、アミアータ山という、火山の恩恵によるもの…